こんにちはこんばんは。鈴木です。
先週末から開催しているウィリス&ガイガーの先行受注会。沢山のご来店&ご予約ありがとうございます!
メーカー様のご厚意でイベントの会期を20日まで延長します。
サンプル到着がギリギリになってしまい十分なご提案ができていませんからね。
本日のブログでしっかりとご案内させて頂きます!
早速ですが、次シーズンの27年春夏でリリースされるのは「ワーデンジャケット」。
こりゃ、参りましたね~。
しのごの言うまでもなくカッコイイの決まってますし。。。今回も溜息が出まくりです。
毎度の事ですが、念のためどんなブランドかも記載しておきますね。
誰もが知るというよりは洋服好きのみぞ知るマニアックなブランドだと思いますので。

1902年北極探検家ベン・ウィリスによって創設されたアメリカのアウトドアブランド。登山や撮影を目的とした探検隊に独自デザインを提供。1930年代にアメリカ東海岸の上流階級の間でサファリ旅行がブームになった際にいち早くサファリクロージングを発売。当時非常に人気の高かったN.Yにある富裕層の為の高級ハンティングショップ「アバークロンビー&フィッチ」の生産を請け負う。またアメリカ軍からの要請でパイロット達の防寒性の高いフライトジャケットも手がけるようになり、ブランドステイタスを確固たるものに。
「ウィリスアンドガイガー」は第一次世界大戦のアメリカ空軍へのジャケットの供給、それ以降も「A-2 フライトジャケット」や「G1 フライトジャケット」「B-3 フライトジャケット」などの空軍用フライトジャケットの生産をしていた事でも有名。有名なところだとマッカーサーが来日時に着ていた「A-2」はウィリスアンドガイガー社製と言われています。その他にもアメリカ合衆国大統領(アイゼンハワージャケットと名前が付くぐらい有名なフィッシングジャケット)や大西洋単独飛行時のチャールズ・リンドバーグ、エベレスト登頂時のエドムンド・ヒラリー、俳優のクラーク・ゲーブル、グレース・ケリー、作家のアーネスト・ヘミングウェイのサファリジャケットなど歴史的背景や逸話に事欠かないレジェンドブランド。
私よりも上の年代の方であればリアルに着ていた方も多いでしょうし、私位の年齢でも洋服好きな方であれば一度は憧れ、所有している方も多いブランド。

上記写真や”ワーデンジャケット”というキーワードでエルエルビーン??って思った方も多いですよね。
実は1950-60年代にエルエルビーンからの依頼でウィリス&ガイガーが制作したのがこちらのワーデンジャケット。
エルエルビーンだと似たデザインでフロントがハーフムーン仕様になった「フォレストキーパージャケット」が有名ですが、その元になったのがウィリス&ガイガーが開発に携わったこの「ワーデンジャケット」。
80年代ぐらいまでのアメリカンアウトドア関連やフライトジャケット関連には必ずと言っていいほどウィリス&ガイガーが暗躍しています。
同デザインで裏地違いのブルックスブラザーズ製品なんてのも存在したり。そちらはオフに着るカジュアル着としての提案だったようですが。別ブランドや他の生地でも似たデザインも多数生産していたウィリス&ガイガー。
当時はあくまで生産工場として裏方の立場に徹しており、ダブルネームなどを付ける事は殆どなく、見る人が見ればウィリス&ガイガー製と判るアイテムを作っていました。
数多くの有名ブランドや国からの要請で製品開発をしていた経緯からクオリティーの高さや同社に対しての信頼がいかに高かったのかがうかがい知れます。
そんなウィリス&ガイガーの名品「ワーデンジャケット」。現在開催中の受注会で先行予約を受付中!
入荷は【2027年1月-2月頃】を予定。
まずは詳細をご紹介します。
WILLIS & GEIGER (ウィリスアンドガイガー) WARDEN JACKET – PEWTER

冒頭でも少し触れましたが、ワーデンジャケットは1950-60年代にエルエルビーンからの依頼でフォレストレンジャー(森林警備隊)に向けて開発されたジャケット。見た目のディテールからハンティングやフィッシング用のジャケットと勘違いされやすいですが、本来は自然保護区の監視員が使いやすいジャケットとして考案。
WILLIS & GEIGER (ウィリスアンドガイガー) WARDEN JACKET – TAN

同ブランドとしては必要最低限なミニマルなデザイン。森林警備隊のパトロールは徒歩ではなく車移動が主になるため乗降しやすいショート丈に。

こちらのタブはフィッシング用のロッドキーパーではなく、ホイッスル(笛)やトランシーバーを掛ける為の意匠。

少し変わったチンストラップは従来のような用途ではなくスカーフやマフラー、双眼鏡のストラップを固定する為に採用されたディテール。

一般的にはハンティングジャケットに見られる背面のゲームポケットも獲物を入れる為ではなく、物入れとして使われていたディテール。

ウィリス&ガイガーの基本理念、思想は「いかに多くの荷物を運搬しつつ、両手を自由にできるか?」。その思想が色濃く反映されたディテール。

グローブの着脱を考慮したシンプルなカフ仕様。

復刻にあたり、タロン社のジップを使用するなどオリジナルに限りなく近い雰囲気に。過去にリリースされた復刻同様、細部までのコダワリは抜かりなし。
生地においては同ブランドを代表する340ブッシュポプリン仕様。

赤タグ時代のオリジナルブッシュポプリンのカラー、組織をほぼ完全再現。経年で最高の雰囲気になります!

1インチ(2.54センチ)間に340本の綿糸を高密度に織り上げる事から名付けられた緻密な織り生地。当時、一番恐れられていたマラリア蚊から皮膚を守ってくれる鎧のような役目も担っていたようです。

表地と同じブッシュポプリンを裏地にも使う贅沢な2重仕様。動きやすさと堅牢性を確保する為。
今回も当時と同じようにコンピューターによるCADを使わずにマスターパターン(型紙)は手で行い自然な丸みに拘って仕上げています。
「パーツ」から「ジャケット」として縫い上げるまでの「縫う順番」まで指定する徹底ぶり。この順番が変わると縫製箇所の生地が倒してある方向や、生地が重なる順番が変わったりしますしね。そんなクレイジーなほどの拘りをもって完遂されたこのミッション。
オリジナルからのアップデートポイントが2つ。

ボタンと生地への負担を考慮して力(ちから)ボタン(ボタンの裏側に付ける10mm以下の透明で小さな補強用ボタン)仕様。

着た時の使い勝手を考えると必須とも言えるサイドからもアクセス可能なポケット。この手のジャケットはサイドから入らない仕様が多いだけにこれは嬉しすぎます!

これらの有難いアップデートを経て、完全無欠で唯一無二な逸品に。
「ワーデンジャケット」はウィリス&ガイガーの数ある名品の中でも比較的シンプルなディテールで万人が着易いデザインとシルエット。
過去に展開したモデルだとディテール盛り沢山過ぎて苦手だったという方に絶好のモデルなんですっ!
では着てみますね。

172センチ60キロでサイズ「38」を着用。サンプルが38のみですので私にはワンサイズ大き目。

ディテールの紹介でもお伝えした何よりも嬉しいオリジナルからのアップデートポイントは、

サイドからアクセス可能なポケットではないでしょうか?
この手のジャケットには本来は付いている事が少ないディテール。これがあるとないとじゃ、使い勝手に天と地ほどの差があります。

ただそのままを復刻するのではなく、オリジナルからのアップデートも大切にしているのもこのシリーズの良さの一つですね。

着丈も短すぎず長すぎず。

ボトムを選ばない万能な印象。

メチャクチャ良いっす。
ウィリス&ガイガーって「タン(ベージュ)」のイメージ強いですよね?
ヴィンテージ市場の実際の球数も圧倒的にタン。

こちらもサイズは「38」。ワンサイズ大き目です。私のジャストサイズは「36」。

W&Gのブッシュポプリンのタンとバリーのストーンの合わせが好きすぎる~。

私がタンが好きな理由はそこだったりします。。。
でも実はピューターとバリーのストーンも凄く相性良いのです。

という訳で私は今回は圧倒的ピューター(オリーブ)気分なのです!
デニムにも最高!

カジュアルでシンプルなスタイルにこそ本領を発揮するのがワーデンジャケット。スウェットにデニムでテキトーに着てもカッコイイ。
折角なので特徴的なディテールを活用してみます。

実際にスカーフや双眼鏡などを固定する為のディテールとの事なので、使い方的には間違ってはいないはず。

固定するには良いけど、これだとスカーフの着脱面倒じゃんって方には、

これで充分ですかね笑
こちらのチンストラップに関しては必要なければデザインの一部として楽しんで頂くのもよろしいかと。
話のネタにもなるでしょうし。
好きな着方はこう。

変わらず大好きなトラッドアイテムとの合わせ。タイドアップとネイビージャケット(ブレザー)の上にワーデンジャケット。大好きな着方。
もしくはこう。

特徴的なショートレングスを活かして中のシャツとの着丈の差異を楽しむのもよろしいかと。
カジュアルは勿論、ドレスとのミックスでもかっこよく着れるのがこの手のジャケットの良い所。
ウィリス&ガイガーのその他のモデルに比べるとシンプルでクセがないのも特徴です。
ごちゃっと感が苦手で、着易くて手に取りやすいシンプルなウィリス&ガイガーという事であればこのワーデンジャケット一択!
ウィリス&ガイガーのコットンブッシュポプリン製品の何が良いって新品のこの状態が一番カッコ悪いって事。
着込んだ方が圧倒的にカッコイイ。
元々は機能重視で開発、採用された生地なんですが、副産物的に着こむ事による経年のカッコ良さがあります。
一回洗うだけでも全然見た目が変わります。ましてや着込んで何回も洗った時の雰囲気ったら。。。
許されるのであればこのサンプルも一回洗ってからご紹介したい位(メーカー様からお借りしているのでそんな事はできませんが・・・)。
着込んでいく内に縫い目部分にパッカリングが現れ、生地が柔らかくなり、ジャケットそのものが体に馴染んで丸く立体的になっていく様がカッコ良い!悶絶しちゃいますよっ。
同ブッシュポプリンの別モデル「ヘミングウェイブッシュジャケット」の経年変化をご覧ください!
こちらが私物(2年前購入のタン)。

で、これが新品状態。

同じものとは思えないほどの変化。普通に洗濯機に入れて天日干し。特別な事は何もしていません。
ってなるとワーデンジャケットも期待しかないですよね~。
これがどんな感じに変化するのか。。。

Willis & Geiger(ウィリスアンドガイガー)ファンの方、好きだけどアンチ復刻な方、全然知らなかったけど気になる方。エルエルビーン好きな方も。
オリジナルに勝るとも劣らないクオリティは十分すぎる程に再現されていると思います。
ごちゃごちゃと色々書きましたが、シンプルにカッコイイ!
是非一度、現物をご覧になり、袖を通してみて下さい。
基本的には店頭での先行予約受付になりますが、遠方にお住まいで来店が難しい場合はお気軽にご相談下さいませ。
多くの方にご検討頂きやすいようにオンラインストアのページもご用意しております。
【Willis & Geiger ウィリス&ガイガー】先行受注会開催中!次なる刺客は名品「ワーデンジャケット」←クリック or タップ
イベント期間中はワーデンジャケット以外にもこんなスペシャルがございます!
前回の受注会同様にレザーのG8、ヘミングウェイブッシュジャケットも1枚からオーダー可能です!

WILLIS & GEIGER (ウィリスアンドガイガー) G8 OPEN COCKPIT FLIGHT JACKET GOATSKIN – BROWN

WILLIS & GEIGER (ウィリスアンドガイガー) THE HEMINGWAY BUSH JACKET LAMBSKIN SUEDE – IVORY
表革はゴート(山羊)レザーのブラックかブラウン、スエードはラムスエードで20色程度の中からお選びいただけます!特にG8のカッコ良さはヤバイっすよ。
それ以外にもアメリカのクオディートレイルモカシンへの別注シューズもございます。


ホーウィン社のクロムエクセルレザーのアッパーにフルライニング仕様、全面レザーのインソール、ビブラム社のラバーソールによるボリューム感と履き心地がヤバ過ぎ。
この手のアメリカンモカシンの中では随一の履きやすさと疲れにくさ。ラッセルモカシンのトリプルヴァンプを彷彿させる作り込み。
一度足を通せば現行で流通しているその他のアメリカンモカシンとの違いをご体感頂けます。
以上がウィリス&ガイガーの27年春夏の先行受注会の内容。
ワーデンジャケットも相当かっこいいし、レザージャケット(G8とヘミングウェイブッシュジャケット)はカッコ良過ぎて溜息しかでないし、クオディーのモカシンも見た目も履き心地も良過ぎて誘惑が盛り沢山過ぎる先行受注会。
冒頭でお伝えした通りサンプルの到着がギリギリになってしまった事もあり、イベント期間を20日まで延長して頂きました!
20日までは店頭でサンプルをご覧頂き熟考して頂く事が可能です。
是非イベント期間中に店頭で現物をご確認頂き、煩悩と格闘してください。
遠方にお住まいで来店は難しいけれど先行予約をしたい!という方はお気軽にご相談下さいませ。
鈴木





















