【BARBOUR(バブアー)】英国軍物資運搬バイク部隊着用コート「DESPATCH RIDERS」

2019.10.20

 

 

 

こんにちは。鈴木です。

 

本日のブログ、タイトルだけでヨダレが出そうです。本日は超絶かっこいいコートをご紹介します。

 

毎シーズンご紹介しておりますイギリスの「BARBOUR(バブアー)」からリリースされた新作。

 

下記がブランドの詳細になりますのでご存じない方は是非ご覧下さい。

 

 

 

 

BARBOUR(バブアー)

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英国上流階級のアウトドア・ライフスタイルを体現するブランドであるバブアーは、 1894年、ジョン・バブアーによりイングランド北東部のサウスシールズで創業。 イギリスの伝統的なアウトドアブランドでオイルドコットンのジャケットが広く知られています。 ナイロンのキルティングジャケットからハンティング用のジャケットまで幅広く展開。 古くから受け継がれる伝統あるアウトドアウェアを作り続ける老舗のブランド。 現在ではアウトドアユースだけでなく、ファッションとして自分のスタイルにこだわりのある 人々に絶大な人気を誇っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

バブアーには素晴らしい定番モデルがいくつも存在するんですが本日はあえての変わり種を。

 

こちらっ。

タイトルにも書きましたが、このコートは過去にイギリス軍が物資を運搬するバイク部隊に供給していたコートの復刻モデル。

 

所謂、「モーターサイクルコート」です。こんな着丈の長いコート着てバイクに乗ってたんですね~。

 

イギリスですからその鉄馬は「BSA」でしょうか、「トライアンフ」でしょうか。想像するだけで、さぞカッコイイでしょうね。

 

この妄想だけで5割増し位でかっこよく見えちゃいますよね。

 

このコート、ルーツだけでなく実力も本物です。今年の秋冬のコートの中で1.2を争うオススメ物件。

 

ディテールは勿論ですが、何よりもシルエットがカッコイイのでまずは着用を。

 

 

 

 

 

 

 

 

BARK(ブラウン)から。

 

 

ウェストのベルトを締めた状態

ウェスト部分のベルトを締めた状態だと特に背後からのシルエットがカッコイイです。

 

 

 

 

 

バブアーの定番色「SAGE(オリーブグリーン)」。

 

 

 

ウェストのベルトを締めるとこんなシルエットに。

なんすか、コレ。クソ雰囲気のあるコートです。ざっくりと羽織るだけでカッコイイんすよ。

 

リラックスフィットが程よくイマドキなんですが、きちんとしたルーツを持っているだけに短命で終わりません。

 

ルーツも何もないただの「イマドキコート」だったらせいぜい1-2年で終了。着なくなってしまいますからね。

 

そこが「歴史」のあるブランドの凄い所。こればっかりはデザイン力や素材だけではなんともならない。「歴史」「時間」という名の「価値」です。

 

実際、オイルドの生地は着込んでオイルが抜けてきた頃が一番カッコイイですからね。短命では本当のかっこよさにも気づけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてディテールはこちらです。

「軍用コート」がルーツなので全てのディテールに意味があります。

 

胸ポケットが斜めについていたり、背後のベントが深かったり。襟を立てて留める事ができるストラップだったり。

 

見た目をかっこよくしようと装飾した訳ではありません。機能性を最優先した結果のデザイン。

 

軍モノに惹かれるのはそういう所ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文脈からもご理解頂けると思いますが、個人的にもこのコートをかなり気に入っております。

 

実際に展開する事を決めた「大きな要因」があります。

 

ウェスト部分にベルトがあるコートの場合、ベルトをどうしておけばいいか困りませんか?

 

私、実はそのタイプでしてベルト付きのコートがあまり得意ではありませんでした。

 

後ろで縛っておく?もしくは常にベルト締める?前者は女子っぽくて抵抗あり。後者はめんどくさいし、キマりすぎるので却下。

 

なのになんで仕入れたかって?

 

左右のポケットに適当にベルトの先を突っ込んでおけるから。展示会で試着した時にこれなら着れるぜって。

 

左右のポケットにスナップ付きのフラップが付いているんですが、スナップを片方だけ(もしくは両方)外して突っ込んでおけば気にならず。

こんな感じでベルトの先をポケットに突っ込んでおけば問題なしです。

 

背後から見たときのベルト付きの独特の「かっこよさ」は残しつつ、面倒なベルトの処理はしなくていいという。

 

これが私の中で相当ポイントが高く実用度が高かった為に展開する事に。

 

それがなければどんだけ見た目がかっこよくても展開しないですからね。

 

着る時にどこか気になる点があったり、面倒だと着なくなりません?そうなっては意味ないですからね。

 

このコートはそういう意味ではベルト付きのコート苦手な方の「苦手意識」は克服して頂けるかと。

 

私と同じ苦手意識を持っていた方は是非お試し下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長くなって恐縮ですが、バブアーの代名詞ともいえる生地「オイルドコットン」について少しだけ。ご存知の方はすっ飛ばしてください。

約200年程前に開発された防水素材「オイルドコットン」。その名の通りコットンにオイルを染み込ませてあります。

 

 

元々は湾岸労働者や漁師など海で働く男たちに向けて作られたオイルドクロス(オイルを染み込ませた生地)が始まり。

 

 

当時は勿論ゴアテックスなんていうハイテクな防水素材が存在しないので極めて画期的な防水素材だったようです。

 

 

その独特の生地感は経年変化によりオイルが抜けて新品の状態からのエイジングも楽しめます。

 

 

数年前にオイル、生地の改良により以前よりもオイル感は軽減され、独特のオイル臭もほとんどしなくなりました(個人差あり)。

 

 

昔のバブアーをご存じの方は驚かれると思います。

 

 

昔のイメージで敬遠されていた方も日々改良されている「オイルドコットン」を是非お試しいただきたいです。それぐらい昔のものとは別物。

 

 

この「オイルドコットン」という生地、経年でオイルが抜けていく風合いが最高にかっこいいんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳でオイルドコットンは200年位前、現在のようなハイテクな機能素材がない時代に開発された防水生地だったんですね。

 

 

現代でも変わらずに作り続けられ、多くの人に愛されるこの素材は機能だけでない魅力があるという事ですよね。

 

 

今はもっと軽くて暖かくて機能的な素材はいくらでも存在しますからね。

 

 

昔から変わらずにあって現代でも残っている物には、それを上回る魅力があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論、多少の注意点もあります。そんないい所ばかりのモノはないですからね。

 

 

人によってはオイルの匂いが気になる場合も。着方や保管の仕方によってはオイドコットンのオイルが移染してしまう事もあります。

 

 

電車や密室空間での匂い問題や車のシート問題など気にされる方がいらっしゃるのも事実。

 

 

クローゼットで保管する時は裏返して他の衣類にオイルが付かないようにする工夫も必要です。

 

 

そもそも裏地のチェックは脱いだ時に裏返しておく事を想定してチェック柄になったとも言われていますからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日ご紹介のコートですが、店頭はコレクティブのみでの展開です。ワークスにはございませんのでお気を付けください。

 

オンラインは既にアップされています。下記からどうぞ。

 

□SAGE(グリーン)

【BARBOUR】DESPATCH RIDERS WAX – SAGE←クリック or タップ

 

□BARK(ブラウン)

【BARBOUR】DESPATCH RIDERS WAX – BARK←クリック or タップ

 

 

サイズやご不明点は下記からお気軽にお問い合わせください。

 

電話はこちら←タップ(スマホのみ)

 

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またまた今週も入荷がやばいっす。ブログ、オンラインのアップは全く追いついておりません。

 

今週はお問合せも多かった「BARACUTA(バラクータ)」の入荷を予定しております。荷物が遅れなければ・・・。

 

お近くの方は是非店頭へ。

 

鈴木

 

 

 

 

 

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