【D.C.WHITE ディーシーホワイト】究極のPコート 「The Ultimate Handmade Reefer Jacket」 予約受付スタート!

2022.7.23

 

こんにちは、鈴木です。

 

先週ご紹介させて頂いたエンジニアドガーメンツの秋冬入荷分も真夏にも関わらず好評でございます。

 

やっぱり洋服好きな方は動き出しも早いですね~。

 

それでは本日はエンジニアドガーメンツに続き、22年秋冬の2発目をご紹介。これがまた凄いんです。

 

今日から受注会がスタートするこちら。

左(ネイビー)・THE ULTIMATE HANDMADE REEFER JACKET – NAVY ←クリック or タップ

 

右(オレンジ)・THE ULTIMATE HANDMADE REEFER JACKET – ORANGE ←クリック or タップ

 

 

 

 

 

 

紺ブレが爆発的人気の「D.C.WHITE ディーシーホワイト」がリリースする「The Ultimate Collection -究極のコレクション」第二弾!

 

紺ブレに続く第二弾、今回は「リーファージャケット(Pコート)」です。ここではルーツを重んじて「リーファージャケット」と呼ばせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

メンズだけでなく秋冬の定番的アウターとして欠かせないアイテムの「リーファージャケット(Pコート)」。

 

ご存じの方も多いと思いますがルーツは軍モノ。19世紀イギリス海軍の船の甲板員が着ていたジャケットが発祥と言われています。

 

リーファー(帆を巻き取る人)ジャケットと呼ばれ、海軍の甲板で働く水兵の為のジャケット。

 

海上での強風を避けるために風向きによってダブルブレストのフロントは右前、左前が自在に変更できる事が特徴。

 

 

 

 

 

そんな「リーファージャケット」は後に漁師、学校の制服やスポーツ選手団の制服に発展。

 

その後にメタルボタンを使用した「ブレザー」として広く着用される事になります。

 

「ブレザーの起源」ともされている歴史あるアイテムが「リーファージャケット(Pコート)」という事実。

 

そんな歴史的背景に焦点を当てて2022年秋冬にD.C.WHITEが提案する「リーファージャケット」が満を持してリリースされます。

 

 

 

 

 

それでは詳細をご紹介。

 

まずは「生地」。

 

採用されている生地は「Melton Double Face – 接結ダブルフェイス」。ウールメルトンのダブルフェイス生地です。

 

生地を織っていく工程で2枚の生地を糸(接結糸)で絡み合わせる「接結ダブルフェイス」と呼ばれる生地。

 

簡単にいえば2枚の生地を内部で糸でつなぎ合わせて一枚の生地にしているという事です。

 

これが接着になると「ボンディング」という言い方になります。

 

一枚仕立てにする事によって、裏地、袖口や裾の折り返しが不必要になったり、身頃に見返しが付かない事のよる柔らかさや軽さが特徴。

 

 

 

 

ポイントの1つとしては美しいフワッとしたロールを描くラペル(襟)

 

優れた型紙と高い縫製技術のお陰で軽さとしなやかさを損なわずにキレイなロールを描くラペルが実現されています。

 

これが相当難しいらしいです。

 

硬い芯地を使って固めるように作ってしまうやり方もあるようですが、そうなると「軽さ」や「しなやかさ」が損なわれてしまうんですよね。

 

 

 

更に、柔らかさがデメリットにならないように上衿のみ薄い芯地を入れ、下襟は芯地を入れずにフワッとした柔らかさとロールを実現。

 

そのお陰で上衿部分は芯地のお陰で首に吸い付くようにしっかりと決まり、下襟はフワッとした柔らかい風合い。

 

袖の自然な前振りなどもテーラードの技法を踏襲して作られています。

 

着心地や見た目を重視してあえて手のかかる手法で仕上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「縫製仕様」。

 

前述のような接結ダブルフェイスの魅力を最大限に活かす為に「Handmade – ハンドメイド」である事が必須条件。

 

つまり職人のハンドメイドによる「手まつり縫製」を含めたハンドステッチ(手縫い)が必要になるという事です。

 

これができる縫製工場が激減。というか、もうほとんど残っていません。

 

その為、「接結ダブルフェイスの手まつり縫製」はこの先10年位の間に製品化できなくなる可能性もある位。

 

 

 

 

一部のミシン縫製を除き、ほぼ「ハンドメイド」といっても過言ではない激ヤバ仕様。

 

現在では某有名メゾンブランド位しかこの手法で生産されていません。

 

それぐらい貴重な技術である職人技。失われていく可能性が非常に高い絶滅危惧種という事実。

 

そんな事実を知ってしまうとこのリーファージャケットが「The Ultimate Collection – 究極のコレクション」にふさわしい逸品であると認識。

 

 

 

で、こちらが頂いた実際の「手まつり縫製」の画像。

このようにダブルフェイスの生地の端を割いて、内側に折り込んで手まつり縫製で閉じています。製品のエッジ(端)部分は全てこの処理が施されています。

 

 

更に内側に折り込んだ部分が浮いて厚みがでないようにハンドステッチ(手縫い)で押さえています。

この生地の端のボコボコとした箇所がハンドステッチで押さえている箇所。

ラペルや袖口、背中心、アームホールなど多くの箇所にこのハンドステッチも入っています。

 

 

以下は分かりづらいですが本縫いミシンと手まつりの併用部分の写真。

とこのように全体的に職人の手仕事による縫製によって仕上げられています。

 

なかなか製品を見て、着るだけでは知る事ができないような内容。

 

こういうのを知っちゃうと製品に対する愛着も更に増しますよね。

 

加えて作り手の想いがしっかりと伝わってきますね。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでしっかりと読んで頂ければ予想の範囲内だと思いますが、こちらの「リーファージャケット」は生産数に限りがあります。

 

聞けばこの「手まつり縫製」、一人の職人が全て行っているとの事。その為、総生産数は300着強。

 

それでもこの職人は数か月間、毎日毎日ずっと手縫いでこの総生産数。

 

1日の生産数は3枚強が限界のようです。

 

ホント凄いです。仕事とはいえ頭が下がります。

 

 

 

 

そんな「リーファージャケット」。勿論、生地や縫製だけが優れているという訳ではありません。

 

軽くてしなやかな着心地とテーラードの技法を踏襲したシルエットが特徴の秀逸な仕上がり。

 

ただ昔ながらのハンドメイドの手法を用いて昔のまんま作った訳ではございません。

 

ルーツは大事にしますが着た時に古臭くてかっこ悪くては意味がありません。

 

そこはバランス力に優れた信頼の「D.C.WHITE」。

 

それでは着てみます。

 

 

 

私、鈴木は172センチ60キロでサイズ「44」を着用。

まずは私の好きなトラッドなスタイリングに。ゆったり目のサイジングなのでインナーにツイードジャケットも着れます。

 

 

こちらもヘリンボーンツイードのジャケットの上に。

 

 

 

こちらもトラッド風スタイリングに。このサイズバランスであればボトムが太目でも全然大丈夫ですね。

 

 

 

更にカジュアルなスタイリングに。デッキパンツにデッキシューズ、ガンジーセーターを合わせたマリンスタイル。このリーファージャケットはカジュアルスタイルとの相性も抜群!

 

 

 

こちらは色々なテイストをミックスしてまとめたスタイル。細めのパンツを合わせた時のバランスを試してみました。これぐらいの細目の5ポケでもバランスよく着れますね。

 

 

 

スウェットに軍パンのドカジュアルコーデ。これに古着のPコートやアメリカブランドのものを合わせると土臭くなりすぎるんですがこのリーファージャケットでいいバランスが取れてます。フロントボタンを全部留めるパターンも試してみました。

 

 

フード付きのアイテムをインナーに着込んだスタイリング。柔らかい一枚仕立てだからこそこの手の重ね着にもストレスなく着用可能です。

 

 

私は全て44サイズを着用しました。印象としては結構インナーに着込めるなという感じです。ジャケットや厚手のニット、スウェットも着れる余裕があります。一枚仕立てで軽くて暖かいのは間違いありませんが真冬になるとそれなりに着込む必要はありそうなのでこのサイズ感は有難いですね。少しオーバーサイズ的でストンとしたシルエット。アームも少しゆったりとした作り。良い意味で凄く今っぽいシルエットと雰囲気です。ご参考にどうぞ。

 

 

 

 

大西は176センチ69キロで「48」を着用。

 

 

川端は170センチ68キロで「46」を着用。

体型が近い方はサイズ選びのご参考にして頂ければ幸いです。

 

 

 

 

いやぁ、イイですよね~、これ。

 

オリジナルの軍モノなどの古いモノも良いんですけどね~。重さや生地の硬さ、シルエット含めて今、かっこよく着るのにはある程度のスタイリング力と人間力が必須。

 

その点、このリーファージャケットはルーツを大切にしながらも着心地や今の気分を反映したシルエット、バランスで作られています。

 

加えてテーラードの技術を用いた構造や手まつり縫製含めた手縫いによる手仕事の温かみなどのクラシックなメンズクロージング(男服)の醍醐味も感じる事ができます。

 

市場を見渡してみてもこれだけの拘りを持ったリーファージャケット(Pコート)に出会う事はできませんよね?

 

ルーツを大切にしつつ、ただの回顧主義ではないバランスの取れた絶妙な一枚なんですよっ。

 

月並みな言葉になってしまいますが、洋服大好きな大人の男性に着て欲しい逸品です!!!

 

ご興味あれば是非試していただきたいですっ。驚くほどに軽くて柔らかい仕上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日ご紹介した「究極のPコート -The Ultimate Handmade Reefer Jacket」は本日7月23日から受注会スタート。

 

受注会は8月7日まで開催。

 

店頭には44・46・48・50・52まで各サイズの試着用サイズサンプルのご用意がございます。

 

色はネイビーとオレンジの2色展開。

 

お近くの方は是非店頭でご試着の上、ご予約下さい。

 

納期は9月末~10月頭を予定。メーカーの生産数にも限りがありますのでご予約はお早目に。

 

当店のオーダー数、及びメーカー様の在庫数を超える場合は突然予約受付を終了する場合もございます。

 

その場合はご了承ください。

 

 

 

 

 

遠方にお住まいの方でオンラインでご予約をご希望の方は下記ページからご予約をお願いします。

 

【D.C.WHITE ディーシーホワイト】ハンドメイドリーファージャケット予約ページはこちら←クリック or タップ

 

予約ページは決済方法が「代引き」しか選択できないようになっています。

 

後日、改めてお客様のご都合のいい決済方法で決済していただく流れになります。

 

上記の予約ページからご予約頂いたお客様には納品の一ヶ月前を目処に決済用のオンラインページのアドレスをご案内致します。

 

少し分かりにくいかと思いますがよろしくお願い致します。ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

メールやお電話でのご予約も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。

 

電話はこちら←タップ(スマホのみ)

 

メールでの問い合わせはこちら←タップ or クリック

 

問い合わせフォームはこちら←タップ or クリック

 

 

 

 

百聞は一見に如かず。お近くの方は是非実物見に来てください!

鈴木

 

 

 

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