【D.C.WHITE ディーシーホワイト】あの「究極の紺ブレ」の再来?アップデートされて復活!

2024.2.3

 

こんにちはこんばんは。鈴木です。

 

まずは少し先のイベントのご案内だけ簡単に。

 

15回目を迎える「オーダースーツ・オーダージャケットの受注会」を2月24日、25日の2日間で開催します。

 

ディーシーホワイトのディレクター石原氏をフィッターとして迎えてのイベント。

 

詳細は追ってご案内しますが日時調整などが必要な方もいらっしゃるかと思いますので開催日時だけ先にお伝えしておきます。

 

アポイントは随時受付しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

それでは昨週の告知通り、本日はウェポンの紺ブレをご紹介。

 

こちら2年前にリリースされた「究極の紺ブレ」をアップデートした逸品。

 

アップデートって事は「更に良くなった」訳でして・・・。

 

 

 

 

 

本日は前作からのアップデート部分をメインにご説明いたします。

 

前作をご存じない方は念のため、下記の過去ブログを参照下さいませ。

 

2022.1.8 【DC WHITE ディーシーホワイト】究極の紺ブレ The Ultimate Navy Blazer←クリック or タップ

 

 

それでは早速ですが変更点から。

 

「肩周り」

よりナチュラルなショルダーラインを構築する為に縫い代を身頃側に倒して肩口にステッチ。外側から見えない縫い代部分ですが前作は縫い代を両サイドに割っていた仕様。今回は身頃側(片側)に倒してステッチで押さえてあるような形です。これにより以前は袖側にあった1-2センチ程度の縫い代部分の生地がなくなり、縫い代分の生地の厚みがない分、より肩に沿った自然な丸みが出せるという仕組み。たかが生地一枚分、されど生地一枚分という訳ですね。

 

「ベント」

前作はセンターベントだったのを今回はフックベントに変更。分かりやすくアメリカントラッドな紺ブレを表現。

 

「色」

今作は前作よりも濃いネイビーに染色。合わせるものを選ばないと共に、コットン特有の色ヌケも更に楽しめる色に仕上がっています。2年前のブログをご覧頂ければ分かって頂けますが、この生地は経年によって白っぽく色ヌケしていきます。最近のネイビーは赤味がかって色ヌケする染料が多いのですが、染料を厳選して白っぽく色ヌケするように生地の「染色」にまで拘っています。

 

 

前作も含めてやはりこの紺ブレを語る上で欠かせないのが「生地」。

 

前作は”アメリカの陸軍士官学校の制服に使われていたデッドストックの生地”、ココがかなりのポイントになっていたと思うのですが・・・。

 

今回の生地はそのデッドストックの生地と全く同じ組成でディーシーホワイトが復刻させたという経緯。

 

前回同様「ミルスペック」に準じた生地という事。

 

皆さん、冒頭でご案内した2年前のブログご覧いただけましたよね?

 

その文中をよく思い出してみて下さい。

 

あの生地、新たに生地を作るととんでもない法外なメーター数が必要になるんです。

 

今回、それをやってしまったようです。

 

法外なメーター数を覚悟で同じ組成で生地を復刻させましたと、ディレクター石原氏談。

 

人当たりメチャクチャ柔らかい方なんですが、やる事は常にチャレンジャーで男気に溢れています。

 

実際このご時世で生地専門業者でも生地在庫を持たない、リスクを負わないという時代であるにも関わらずです。

 

確かに「デッドストック」という言葉の響きは胸にグッとくるものがあります。

 

でも、かなりのリスクを覚悟でミルスペックに準じた仕様で復刻させたという石原氏の想いも胸に響きます。

 

 

 

そんな想いを胸に早速着てみますっ!

 

【D.C.WHITE】 WEST POINT BLAZER – NAVY 55,000円(税込)

172センチ60キロでサイズ「44」着用

ハリのあるコットンのウェポン生地を日本のテーラード工場で立体的な仕立てに。実際に着てみて確認出来ましたが、前作よりも肩周りの丸みがレベルアップしてます。アップデートという言葉に相応しい修正。

コットンの場合、ウールと違ってアイロンワークで形を作りづらい事もあり生産上、立体的な仕立てが難しいという事実もあります。本格的なテーラードジャケットでコットン製が少ないのも納得の理由。ウールの紺ブレよりもコットンの紺ブレが圧倒的に少ないのはそういう理由もあるようです。コットンであるが故に年間通して着易いというのはかなりポイント高いですよねっ!

そして何よりもサイズバランスが絶妙。昔のままではなく、程よくモダンでコスプレにならないのがこの紺ブレの最大の良さ。

あえてラフに着て、可動域に入るシワ感を楽しむ。デニムのように着込んで自分の体に沿うように育てていく。着れば着る程自分の体に馴染んで柔らかくなっていく。まさにデニムのような楽しみ方。そして自分の体に馴染みきった頃には絶対に手放せない一着になっています。

経年変化も楽しめる育てる紺ブレ。こんなの他にありませんよね?

 

 

 

 

特にカジュアルな雰囲気には使いやすい。軍パンにシャンブレーのワークシャツ、

色落ちしたシャンブレーシャツと軍パンにもよく合います。

 

 

ミリタリーな出目を持ったナイロンプルオーバーフーディーに生成りのチノ、

紺ブレのウェポン生地と中に着たナイロンの生地感の「異素材感」も楽しめます。

 

デニム以外のベーシックな5ポケにもイイんですっ。

定番的なアイテム、色使いではありますが古臭く見えないのもサイズバランスに優れた紺ブレならでは。これ位ベーシックで細めの5ポケットにも合わせやすければパンツの選択肢もかなり幅広い。

着用しているパンツは現在完売中のエンパイアアンドサンズのピケの5ポケ。今年も入荷予定ございますのでご安心下さい。「普通」が買えない時代に「普通」を提案し続けております。買い逃した方も、既にお持ちで買い替え、買い足し希望の方ももう少々お待ちくださいませ。

 

 

インナーにカットソーを合わせてラフに着るのもオススメ。

シャツではなくカットソーでカジュアルに着るのも良いですっ!クルーネック、モックネック、タートルネック、ヘンリーネックなどなど、どんな首回りにも対応可能。

独特の素材感のあるリネンパンツとの相性も抜群ですっ!

 

 

そのままの雰囲気でパンツのバランスを少し太くしてみました。

パンツの太さを選ばない着丈感と全体のバランス。

あっ、ちなみにこのチノパンもディーシーホワイトの新作、アメリカントラウザー。これも無茶苦茶イイんすよっ。今後かなりのペースで登場する事は間違いないと思うのでお見知りおきを。後日ブログで紹介予定。昨年まで展開していたアイリッシュリネンやオルメテックスの素材違い。今回はコスパも最高、アンダー2万円。

 

 

少しきちんとした感を出すのであればウールのトラウザーを合わせて。

ちょっとしたイベントなどであればこれで十分な感じ。

 

 

 

 

このようにインナーもシャツ(タイドアップ、ノータイ問わず)、カットソーやスポーティーなアノラック系など種類を問わず。

 

パンツも細身の5ポケからガチ軍パン、細いのから太いのまで幅広く対応できる万能バランス。

 

前作の「究極の紺ブレ」も驚愕の売れ方だったんですが、それをアップデートした今回の紺ブレも「名作」の予感しかありません。

 

アメリカ陸軍士官学校の制服に採用されていたウェストポイントチノクロスを当時と同じミルスペックに準じた組成で復刻させた生地、拘りの染色、日本のテーラード工場の職人による立体的な仕立て、アップデートされたディテール。

 

前作を所有していても欲しくなる、そんな魅力が詰まった一着です。

 

 

 

 

 

余談ですが、流石に前作の「究極の紺ブレ」を買われた方は買わないだろうと予想していたのですが・・・。

 

いらっしゃいましたよ、沢山の強者達が。

 

強者達曰く「色が違う」、「ディテールが違う」との事。確かにそうなんですけどね~。

 

一番多いのは前作を水洗いしながら着まくって色が少し抜けてきたから濃い色のモノを買い直したいというお客様。

 

デニムを買い足す理由みたいな。

 

それだけ気に入って頂き、買い替えたいと思って頂いたご要望に対して、お店としてしっかりとお応えできるのも嬉しい限りです。

 

この生地がなければ実現できなかったかもしれませんからね。

 

 

 

 

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前作の時もご案内しましたがコットンであるが故、自己責任であれば自宅で水洗い可能(洗濯表記は水洗い不可)です。ネットに入れて弱水流、厚みのあるハンガーで陰干し。色ヌケしていく経年変化を楽しみたい方にはオススメ。あまり見た目の表情を変えたくないという方はクリーニングがオススメ。お仕事でも使われる方(職種にもよりますが)には後者の方がよろしいかもしれませんね。来週はインディビジュアライズドシャツの2024年別注第一弾をご紹介。私の個人的なワガママを通した別注。共感頂けると嬉しいのですが・・・。

鈴木

 

 

 

 

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