【Double RL / ダブルアールエル / RRL】控えめに言って最高過ぎるデニム”VINTAGE 5 POCKET”

2024.3.23

 

こんにちはこんばんは。鈴木です。

 

本日は個人的にメチャクチャ気に入っているデニムをご紹介します。

 

マヂでこのデニムは最高ですっ。

 

LVC(リーバイスヴィンテージクロージング)のアメリカ製がなくなってから数年間、「デニム迷子」だった私を救ってくれた救世主。

 

2022年9月に購入し約一年半、現在進行形で穿きまくり。

 

控えめに言って最高過ぎるデニムなんです。

 

 

 

2018年10月 ダブルアールエル特集,名古屋 メンズファッション セレクトショップ Explorer エクスプローラー,通販 通信販売

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ダブル アール エルは、高潔さ、個性、着古したアイテムの持つ魅力に着目し、オーセンティックなアメリカン・スピリットを体現しています。 1993年にデビューし、コロラド州にあるラルフ・ローレン夫妻が所有する”RRL (ダブル アール エル)牧場”にちなんでその名が付けられたダブル アール エルは、セルビッジデニム、ヴィンテージウェア、アクセサリーと、ワークウェアやミリタリーウェアにルーツを持つクールでラギッドなスポーツウェアを提案します。デニムを中心に展開するダブル アール エルは、リングスパンコットンや伝統的な染色技術、職人技を感じさせる手仕上げなど、歴史を感じさせるディテールや最高品質のワークマンシップにこだわり、他には見られない、耐久性の高いアイテムを生み出しています。

 

 

「ダブルアールエル」はポロ・ラルフローレンの創設者のラルフローレン氏自らがディレクションをしている氏の趣味、嗜好を反映した特別なライン。

 

現ラルフローレンの数あるブランドの中でもラルフローレン氏自らがディレクションを手掛けているのは実は「ダブルアールエル」のみです。

 

生地は勿論、付属(ボタンやフラッシャー、タグ)に至るまで全てを作り込んで流通のモノを使わないコダワリ。

 

ダブルアールエルで使用する生地や付属は他社へは門外不出というからその徹底ぶりは凄いです。

 

生地や加工(洗いや染めなど)でヴィンテージさながらの雰囲気を再現。経年による生地の変化、風合いまでも計算されています。

 

普通ここまでやらないでしょ?っていう所までやってあるのがダブルーアールエル。

 

という毎度のくだり。

 

気付けば私がダブルアールエルをブログで紹介するのは凄く久しぶりでした。

 

 

 

まずは何で最高なのかを簡潔に申し上げます。

 

「日本製のセルヴィッチデニム生地(赤耳)でダブルアールエル謹製のアメリカ製」

 

これだけでもテンションは上がるんですが、それだけであれば「他のモデルでもいいじゃん!」ってなりますよね?

 

 

一番のオススメのポイントは「シルエット」。

 

このシルエット、フィット感が素晴らしい。

 

深めの股上と少し太目のシルエット。

 

かといって太すぎず細すぎずで無骨な雰囲気を残した絶妙なフィット感。

 

「VIINTAGE 5 POCKET」というワードから想像するほど太くはありません。

 

ヴィンテージデニムをそのまま作ったようなヒップと腿回りがルーズすぎる事もなく。

 

特にヒップ周りのフィット感は最高だと思います。

 

アメリカンタイプのデニムでこのフィット感は中々ないのでは?と思っています。

 

古いデニムをそのままコピーしたのではなく、しっかりとアレンジされています。

 

大人も穿けるヴィンテージのような雰囲気を持ったデニム。

 

あっ、すいません、簡潔にと言いながら興奮して長々と書いてしまった・・・。

 

 

 

こちらです。

172センチ60キロでW29L30を着用

新品状態は正直言って「超鈍臭い」感じ。

 

 

で、こちらが購入から1年半後の現在地。

172センチ60キロでW29L30を着用

自分でいうのもなんですが、滅茶苦茶雰囲気良くないっすか???

 

穿いているのは同じサイズ「W29L30」です。

 

少し細くなったように見えますよね?

 

納品時に既に洗いがかかった状態(ワンウォッシュ程度)ですので洗濯しても横には殆ど縮みません。

 

縦は若干縮んだのか、屈伸により膝が出て膝裏にシワが寄って少し上がったかな?という程度の認識。

 

むしろ本来は穿きこんでいくと負荷がかかる部分(ウェスト、お尻周り、膝周り)は伸びるはずなんです。

 

 

 

 

 

なのに何故細くなってように見えるのか?

 

縮んだ訳でも、細くなった訳でもないんです。

 

色落ちによる陰影で視覚的にそう見えるというのもあると思います。

 

一番はパンツ自体が丸く立体的になって体に沿うように馴染んだという表現が正しいかと。

 

ただ、ここまで辿り着くのに一般的なデニム(14オンス前後)よりも時間がかかった印象。

 

購入して穿き始めた時にも実感していたのですが生地の厚みが16オンス弱ある(デニムとしては厚めな分類)為、馴染みにくい。

 

更に言うと、生地に「張り」もあるので極端にいうと「板」を穿いているみたいな。

 

穿いても体に沿わずに生地がビシッと横に広がる感覚といいますか・・・。

 

着用した写真を正面から見ると、生地が左右に真っすぐ広がって見えるんですよね(畳みジワの影響もアリ)。

 

そのため、太く見える。

 

このデニムに限らずワンウォッシュ程度のデニムだと程度の差はあれど同様の状況になるかと。

 

そこから着用による伸び、洗濯による縮みを繰り返して、穿いている人の体に馴染んで立体的に丸くなっていきます。

 

それにかかる時間が他のデニムよりも必要になります。

 

半面、良い点もあります。1年半結構な頻度で穿いていますが、未だヒップ周りのフィット感はほぼ変わらず。

 

穿いている内に生地が伸びてお尻部分がルーズになっていくデニムもあるじゃないですか?

 

現時点ではその感覚は皆無。後ろから見た時のシルエットも凄くイイなと思ってます。

 

 

 

 

私の印象ではこのデニムは簡単には自分のモノにはならない「じゃじゃ馬デニム」。

 

穿き始めは不細工。

 

ただ、履きこんで自分の体に馴染む位になってきた時のシルエットは極上です。

 

革靴の「修行」とはまた違うんですが、ある種の「修行」のような。

 

今となっては良い思い出。

 

この過程が最高なんですよね。デニムならではと言っても良いと思います。

 

100人いれば100通りの仕上がりになりますからね。

 

 

 

 

とはいえ、誰もが新品を試着して直ぐに行く末をイメージする事は難しいと思います。

 

試着して直ぐの見た目、シルエットだけで判断せずにどう変化するかまでを想像して頂ければと。

 

ソレをイメージするのに少しでもこのブログがお役に立てばと。

 

私の経験則ですと、ある程度サイズが合ったものを購入頂ければ最高のデニムに仕上がると思います!

 

 

 

 

 

 

 

オススメのポイントの2番目は「生地」。

 

これは個人的な嗜好の範疇です。

 

オススメする内容としては、生地が厚いとか薄いとかはないですし、色落ち云々という事でもなく。

 

では生地の何がポイントかと言いますと。

 

「生地の緯(よこ)糸の色」

 

分かりやすく言いますとデニムの裏側の色。

ダブルアールエルの定番デニムは生地の緯(よこ)糸の色がベージュっぽいので生地の裏側の色がくすんだベージュっぽい色なんです(上の写真向かって右側)。

 

それに対してこちらのデニムは「EAST WEST」という生地の名前で一般的なデニムの緯(よこ)糸の色(上の写真向かって左側)。

 

晒(さらし)糸と言われるような白っぽい色。その為、生地の裏側が白っぽく見えます。

 

個人的にロールアップした時に見える生地の色がこっち(EAST WEST)のほうが好きというだけの事。

 

私のように裾をロールアップしたい方だと好みが分かれるポイントになるかもしれません。

 

裾をロールアップしない方には全く関係のないお話ですね。。。

 

しかもダブルアールエルの定番デニムの裏側の色(ベージュっぽい色)が大好き!という方には「マイナス要因」なのかも・・・・。

 

オススメポイント2番目の「生地」に関しては、私の個人的嗜好によるモノでしたね。大変失礼しました。

 

 

 

 

 

 

折角なので穿いていて私が感じている「デメリット」も記載しておきます。

 

1.トップボタン脇の左右のベルトループの感覚が狭い。

構造上、収まりが悪いベルトというものが存在します。ベルトのバックルがゴツイと結構大変です。。。ベルト選びを工夫するなり、お客様によってはこのデニムの為のベルトというのが必要になるのかも・・・。

 

2.夏は穿きづらい。

生地が厚い分、初夏位から穿くのがしんどくなります。その分、寒い時期でも穿きやすいと考えれば「メリット」とも言えます。たとえ生地が14オンス弱だったとしても一般的に夏にデニムを穿くのは辛いのでこれを理由に買わないとはならないとは思いますが・・・。厚いという事は「丈夫・頑丈」という事でもあるので、考え方次第ですね。

 

強いて言えば「デメリット」はこの2点位ですかね~。それ以外は思い当たらないです。

 

むしろ「メリット」の方が圧倒的なので全然気になりません。

 

 

 

 

 

 

デニムという性質上、色落ちはどんな感じ?となりますがこれに関しては私自身、検証中。

 

1年半でかなり回答が見えてきましたが、もう少し穿きこんで薄いブルーになった時の色落ちを改めて検証してみたいと思っています。

 

現時点でもかなりイイ感じに落ちてきているとは感じてますっ。

 

ダブルアールエルは基本的に生地からオリジナルで作り込みます。流通している生地は使わない拘り。

こんなフラッシャーが付属してくる位、ダブルアールエルの自信がみなぎる生地。

 

フラッシャーを見ても分かっていただけると思いますが相当な「拘り」と「自信」。

 

ラルフローレンが監修した日本製のセルヴィッチデニム生地なので拘ってない訳がない。

 

色落ちも含めて全幅の信頼をおいて間違いなし!

 

 

 

 

 

 

現時点までの色落ちと体になじむ変遷を時系列で並べておきます。

 

ご参考にして頂ければ幸いです。

 

【2022年10月】

 

【2022年11月】

 

【2022年12月】

 

【2023年1月】

 

【2023年2月】

 

【2023年3月】

 

 

【2023年4月~8月】

2023年4月に発売されたリゾルトの新型「714」を8月末まで毎日のように着用。

「関係者以外で一番穿いてやるっ!」というテンションで「週5-6日穿いて洗濯」を頑張った時期。

インスタに記録が残っていますのでご興味あれば。

 

 

【2023年9月】

 

 

【2023年10月】

 

【2023年11月】

 

【2023年12月】

 

【2024年1月】

 

【2024年2月】

 

【2024年3月現在】

照明や立ち位置で多少の見え方の変化はあると思いますが、概ねこんな感じで体に馴染みながら色落ちが進んでいます。

こうやって並べてみると全然別物ですね。デニムってホントに面白いですよね。

 

 

 

 

 

 

最後にもう一点お伝えしておかなくてはいけない事がございます。

 

ここまで着用しているデニムのサイズは全て「W(ウェスト)29・L(レングス)30」です。

 

私の体型ですと「W28L30」でも着用可能。

 

こちら。

172センチ60キロでW28L30を着用

ジャストサイズです。ベルトなしでも落ちない位のレベル。縮みもない事を考えればW28がジャストサイズです。

 

私が購入したタイミングでは28インチは当店では展開しておらず。

 

24年春夏分のオーダーとして先日入荷しました。

 

早速試着してみたら「W28」で問題なく穿けました。

 

「W29」を穿いていて少しゆとりはあったので「W28」でも穿けそうだなと予想はしておりました。

 

ただ、私自身「W29」を購入した事について後悔はしておりません。

 

昨今のトップスのサイズバランスだと、穿いているサイズ(W29)がベストかなと思っているから。

 

なんですが、、、、、

 

「W28」も買い足したくなった事は言うまでもありません(笑)。

 

全体のスタイリングのバランスで穿き分けたいなと。

 

このデニムをサイズ違いで持っていたらかなり贅沢っすね。

 

仕事の時は殆どデニムしか穿かない私にとっては必要な買い物かなと自分自身を納得させようとしております(笑)。

 

近い将来買ってしまいそうな勢いの自分が怖い・・・。

 

 

 

 

最後に。

 

何故ここまで気に入っているデニムを今までブログで紹介しなかったのか。

 

一番はお伝えした通りの「じゃじゃ馬デニム」故、穿きはじめの不細工な状態では説得力に欠けるかな?と考えたから。

 

もう一点はちゃんと紹介する事もなく、かなりの好評で販売する在庫が殆どなかったから。

 

展開スタートから1年半を経て、先日の24年春夏の入荷のタイミングでようやく皆様にご紹介できるレベルで在庫が揃いました(現時点でほぼフルサイズ!)。

 

 

 

下記からオンラインストアでもご覧いただけます。

 

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このデニム、基本的にオーバーサイズ過ぎるトップス以外は合わせる事が可能。そのため、何も考えずに着れるという点もオススメできるポイント。カジュアルでもジャケットスタイルにもなんでもイケます。そんなところもイイんですっ!

鈴木

 

 

 

 

 

 

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