こんにちはこんばんは。鈴木です。
本日スタートのウィリスアンドガイガーのイベントに関する内容です。
率直に「とうとうコイツが来たかっ!!ヤバいな。」って印象でした。。。
こんなん絶対カッコ良いし。
満を持しての待望の復刻ですからね。
こちらっ!

【Willis & Geiger】Hunter Hiker – Tan 154,000円(税込)
この特徴的過ぎるディテールで一目で分かった方も多いでしょう。
正真正銘ウィリス&ガイガーのハンターハイカーです。
同ブランドの数ある名作の中でも屈指の名品「ハンターハイカー」が遂に復刻!
本日からの受注会で先行予約をお受けします。入荷は【9月頃】を予定。
説明不要の名品ですが、ご存じない方の為にもご案内させて頂きます。
念のため、ブランドの説明も記載しておきますね。

1902年北極探検家ベン・ウィリスによって創設されたアメリカのアウトドアブランド。登山や撮影を目的とした探検隊に独自デザインを提供。1930年代にアメリカ東海岸の上流階級の間でサファリ旅行がブームになった際にいち早くサファリクロージングを発売。当時非常に人気の高かったN.Yにある富裕層の為の高級ハンティングショップ「アバークロンビー&フィッチ」の生産を請け負う。またアメリカ軍からの要請でパイロット達の防寒性の高いフライトジャケットも手がけるようになり、ブランドステイタスを確固たるものに。
「ウィリスアンドガイガー」は第一次世界大戦のアメリカ空軍へのジャケットの供給、それ以降も「A-2 フライトジャケット」や「G1 フライトジャケット」「B-3 フライトジャケット」などの空軍用フライトジャケットの生産をしていた事でも有名。有名なところだとマッカーサーが来日時に着ていた「A-2」はウィリスアンドガイガー社製と言われています。その他にもアメリカ合衆国大統領(アイゼンハワージャケットと名前が付くぐらい有名なフィッシングジャケット)や大西洋単独飛行時のチャールズ・リンドバーグ、エベレスト登頂時のエドムンド・ヒラリー、俳優のクラーク・ゲーブル、グレース・ケリー、作家のアーネスト・ヘミングウェイのサファリジャケットなど歴史的背景や逸話に事欠かないレジェンドブランド。
私よりも上の年代の方であればリアルに着ていた方も多いでしょうし、私位の年齢でも洋服好きな方であれば一度は憧れ、所有している方も多いであろうブランド。
それではハンターハイカーのお話に。

ハンターハイカージャケットはニューヨークに拠点を置くExplorers Club(探検クラブ)に所属するメンバーの為にウィリスアンドガイガーが考案したジャケット。ブランド随一の独自性を誇るモデル。

その名の通りハンター達が狩猟の場に向かうまでに着用するアウターとして開発。ウィリスアンドガイガーのモノ作りの根本にある「いかに両手を塞がず荷物を運ぶか?」を体現するディテールが詰まっています。
袖口のジッパーポケットはコンパス、小型折り畳みナイフなどを納める為。フィット感を高める袖口のシャーリング(ゴム)も独特です。

特徴的な両脇から背中にわたるポケットは救命用具を入れるために大きく配置。取りやすい工夫もされています。

背中にはキルティングが施され、バックパックの緩衝材としての機能も有し、転んだ時のクッションの役割も担っていました。


ウェストのベルトループはバックパックのベルトを通し固定する為。

前身の風防デザインはボタンを左右にずらすことで生地が無駄に泳がずPコートのダブルブレストのような防風性能を最大化させる仕組みになっています。

更に表地と同じブッシュポプリンを裏地にも使う贅沢な2重仕様。動きやすさと堅牢性を確保する為。

赤タグ時代のオリジナルブッシュポプリンのカラー、組織をほぼ完全再現。経年で最高の雰囲気になります!

ジップも当時と同じ金型のTALON(タロン)を使用。

当時と同じようにコンピューターによるCADを使わずにマスターパターン(型紙)は手で行い自然な丸みに拘って仕上げています。独特の丸みを帯びたシルエットが特徴的なハンターハイカーには最適な選択。
と、ここまでだと昔のモノを忠実に再現しただけ。ここからはアップデートされたポイントをご紹介。
スタンドカラーに収納されたフードのドローコードには高級感のあるメタル素材の先端部分とアジャスター。

オリジナルはこの箇所が若干チープな印象なんですよね。

ボタンと生地への負担を考慮して力(ちから)ボタン(ボタンの裏側に付ける10mm以下の透明で小さな補強用ボタン)仕様に。

生地への負担を軽減する為のアップデート。

これらのアップデートを経て、完全無欠で唯一無二な逸品に。
ご紹介の通りこのハンターハイカー、ファッションとして何となくデザインされたモノではございません。
全てのディテールに意味を持つミリタリーアイテムに通ずる仕様やデザインが詰め込まれています。
流石はUSミリタリーのコントラクター(請負業者)でもあったウィリス&ガイガー。
そんなハンターハイカーの現物をご覧頂き、一緒に悶絶しながらご予約をして頂くイベントです(笑)。
ブランドイメージの強い前述の「タン」と下記の「ピューター(オリーブ)」の2色からお選びいただけます。


【Willis & Geiger】Hunter Hiker – Pewter 154,000円(税込)
サイズは36・38・40・42の4サイズ。価格は154,000円(税込)。
正直、日本製で生地、縫製や付属(ジップ)、ディテールにここまで拘ってこのプライスであれば妥当、もしくは安い位ではないかと・・・。
現ユーズド市場でも状態が良ければ20万円前後しても不思議ではない希少種なのがハンターハイカー。
特に私のような小さいサイズを欲する方であればそもそも見つける事すら不可能に近いのです。
そりゃ欲しくもなるさ。
で、今回のイベントが凄いのは、このハンターハイカーに加えてウィリスアンドガイガーのレザージャケット2型のカスタムオーダーも可能なんですっ!
「おいおい、ただでさえハンターハイカーだけで悶絶しそうなのにレザーもかっ!」
という喜びと怒りも入り混じった感嘆が漏れ聞こえてきそうですね~。
レザーの種類と色、サイズをお選びいただきご自身用に1枚からオーダーできるという有難きシステム。
オーダー可能なのはこの2型。
G8 OPEN COCKPIT FLIGHT JACKET GOATSKIN 253,000円(税込)

THE HEMINGWAY BUSH JACKET LAMBSKIN SUEDE 253,000円(税込)

それぞれ表革(ゴートレザー)、スエードのどちらかでお好きな色、サイズをお選びいただけます。
どちらも非常にカッコイイのですが、ヘミングウェイブッシュジャケットはブッシュポプリン素材のものを過去に2度ほどブログで紹介した事がございます。
なので今回は個人的な推しの「G8」をご紹介したいと思います。

この手のミリタリー由来のフライトジャケットだと「G1」か「A2」が一番有名だと思うのですが、知る人ぞ知る名品がこの「G8」。

元々はUSネイビーで1931年から1938年の7年間だけ供給されていたオープンコクピット用のフライトジャケット。「G1」が開発される以前のモデルという事になります。
1920年代に着用されていたM440というモデルに代わるフライトジャケットとしてM440の「4」と「4」を足した数字の「8」と政府支給を表すGovernment Issueの頭文字Gを組み合わせたのがG8のモデル名の由来と言われています。
ディテールはこんな感じ。
脇下には立体的なマチを施し、ベンチレーションホールも装備。

フロントの左右のポケットは2重構造になっており、サイドからもアクセス可能な嬉しい仕様。

両脇にはアジャスターを装備し着用時のフィット感をアップ。

狭いコクピットの居住性の悪さを考慮して肘から上腕部にかけてダイアモンド型の補強。


袖口のジップはグローブのスムーズな着脱を助ける役割。

フロントジップ裏の風防フラップは風よけの為。首元までないのはスカーフを巻く為の配慮。

全てのディテールに意味を持つミリタリーのデザインは現代においても色褪せない秀逸なモデル。
レザーは赤タグ時代のオリジナルに限りなく近い形で再現。

ジップはタロンを用い当時と同じ引手に拘った逸品

他のモデル同様にコンピューターによるCADを使わず、マスターパターン(型紙)は手で行い同時と同じように自然な丸みに拘って仕上げています。
という感じ。結構ヤバくないですか???
ハンターハイカーもメチャかっこいいのに加えてG8もメチャクチャ良い。
これをどちらか選択しろって方が無理っしょ。
ホント頭がおかしくなりそうです。
これまでのご紹介でハンターハイカーもG8もモノが素晴らしいのはご理解いただけたと思います。
でも大切なのは着てカッコイイかどうか。
いくらモノが拘って作られていようとも着てカッコ良くなければ意味がない。
コレクター的な側面での購入をお考えの方は別だと思いますが・・・。
ここからは着た時の雰囲気、サイズ感のご参考にしてください。
基本的にサンプルは全てサイズ「38」です。
私は基本的に「36」がジャストサイズ。
着ているのはワンサイズ大きいサイズの「38」になりますので予めご理解の上、ご覧ください。
まずは「ハンターハイカー」。

172センチ60キロでサイズ「38」着用。少しゆったりな印象。個人的には着方次第ではこれでも良いかな~って印象。

ただ、袖丈がかなり長かったので折り曲げて着用しております。って考えるとやはり私は「36」が良いですね。

着る前の印象よりも着た方が圧倒的に良いのもこのハンターハイカー。着ると独特の丸みを帯びたシルエットが想像以上にカッコイイ。この手のギア系アウターは四角くて直線的なイメージがあるんですが、そんな懸念は吹っ飛びます。








メンズで穿きそうなベーシックなボトムを網羅しておきました。個人的にカーキのアウターとオリーブのボトム(軍パン系)の組み合わせが好きではないのでオリーブのボトムは穿いていません。正確には穿いて撮影しましたが納得できるレベルではなかったの掲載しておりません。ご参考にして頂ければ幸いです。
そしてこちらが「G8」。

172センチ60キロでサイズ「38」を着用。多少のゆとりはあるので「36」でも着れそうです。冬場の着用で中にかなり着こむ想定であれば「38」かなという印象。

横から手が入るポケットの仕様が最高っす!他のフライトジャケットでこの仕様はないですよね??

かっこよくて且つ着易い、最高のレザージャケットだと思います。


ハンターハイカーほどではございませんが、多少のバリエーションを掲載しておきました。やっぱりレザーを着るとデニムを穿きたくなっちゃいますねっ。
私、この手のレザーのフライトジャケットの中ではこの「G8」と「G1」が一番着易いと思っております。
この2型はレザーがゴートレザー(ヤギ革)で体に馴染みやすいのも理由の一つだと思いますが、着た時に肩周りの馴染みも良く、ゴツくなり過ぎない印象なんです。
ガタイが良い方はそんな心配はないと思いますが、私のような体型だと死活問題。
レザージャケットに着られている印象になってしまうんですよ。
これなら着込んで体に馴染ませるみたいな昔ながらの修業的な期間、慣習も必要ありません。
比較的着始めからすっきりとかっこよく着れます。
年取ると着易さって大事ですからねっ。
その点がこの「G8」は優れていると思います。私が「G8」と「G1」が好きな一番の理由でもあります。
しかも「G1」は襟にボアが付くので着る時期が限定されがち。
この「G8」は着る期間も長く一番汎用性に優れていると思う訳です。
加えてポケットがサイドからも使えるってかなりポイント高くないっすか?
この手のフライトジャケットでこの仕様なのって他にないですよね?
そんな訳で着易さ、ディテールのどこをとっても「G8」は最高という訳なんすよ。
でも一般的にはちょっとマイナーな存在。「G1」と「A2」ほどメジャーじゃないのかなって。
そんな所も擽られるポイントですね(笑)。
話は逸れますが、私個人的にこの「G8」には特別は思い入れ?がございまして。
まだ20代前半の何も分かっていない時に古着屋で購入したロストワールドというブランドのミリタリーポプリン(レザーではなくコットン)の「G8」。
当時はUSミリタリーにルーツを持つデザインなどとは全く知る由もなく。見た目の雰囲気だけで衝動買いしました!
購入した後にそのデザインが「G8」であると知り、ブランドもニューヨークでフライトジャケットを復刻しているマニアックなブランドだと知ります。
余談ですがロストワールドはその数年後に現地に赴き、お店用に仕入れもしました。
そんな経緯もあり、「G8」というジャケットに対する印象は非常に良く、自分的には凄く好きなデザイン。
だから余計にハンターハイカーと同タイミングでオーダーできるってなると困っちゃう訳ですよっ。
では話を戻します。
サンプルサイズは38なのでジャストサイズで着れる川端の画像も載せておきますね。


体型が近い方は参考にしてください。
という訳で本日からこのヤバめなイベントがスタート。
ウィリス&ガイガーのハンターハイカーに加え、レザージャケット2型のオーダーが可能です。
イベントは本日から4月5日まで。是非店頭でご覧くださいませ。
来店前にじっくりと検討して頂く為にオンラインストアのページはご用意しております。下記からどうぞ。
【Willis & Geiger ウィリス&ガイガー】本日から受注会スタート!屈指の名品「ハンターハイカー」と「G8 レザージャケット」←クリック or タップ
基本的には店頭のみでの予約受付になります。遠方にお住まいでどうしてもオンラインで予約したいという方はお気軽にご相談下さいませ。
軽い気持ちで試着すると火傷しますよっ(笑)。
私、大火傷をくらいましたから。。。私の場合は昔から欲しかったから全然良いんですけどねっ。
鈴木





















