ワンダラー! ツーダラー!! アホンダラー!!!

2016.12.26

 

 

最近のブログを書いていて思うことがある。

年内最後のブログ、少しつらつらと。

 

 

 

 

ファッションがファッションによってのみ

更新されることは稀だ。

 

 

 

 

ファッションは様々なカルチャーの中で生まれ、

育まれ、変化してきた。

 

 

 

 

国、人種、文化、教養、音楽、映画・・・。

 

 

 

 

誰が何を着るかによって、容易にイメージが変容し、

一瞬にしてマイナスがプラスになる軽さは

ファッションの魅力の一つ。

 

 

 

 

極論を言えば、誰が、どこで、何を着るかによってのみ

成立するのがファッションと言っても過言ではないかもしれない。

 

 

 

 

精神においても、カルチャーにおいても、

停滞は最大の敵だと思っている。

 

 

 

 

現状維持は退化。

固定概念、教養、学問を打ち破り、

精神の柔軟性を得るための活動が必要だ。

 

 

 

 

ただ、それは「今」というタイムラインの価値観で、

未来のタイムラインでは常識なのかもしれない。

 

 

 

 

サド侯爵は、危険に満ちた生活において何より大切なのは、

「最後の限界まで踏み越える否定の力を失わぬ」と言っている。

己の衰弱を意識することこそが許しがたい罪であると。

 

 

 

 

彼の残したカルチャーは、私たちに当たり前の現実を残している。

それは「体位」だ。

 

 

 

 

当時は正常位が基本で、バックでの行為は死刑だった。

通常の位置をもちろんサド侯爵は否定した。

毎晩、バックで行為をし、フランスからイタリアへ逃亡生活。

逃げながらも常にバック。足跡を残し通報されていた。

揺るぎない精神の運動だ。

 

 

 

 

結局、現在のタイムラインの中では、当たり前の位置として捉えられ、

過去のタイムラインを覆した。

 

 

 

 

高師直も当時は、婆娑羅と呼ばれた。

伝統破壊者・文化破壊の代表。

「王だの、院は必要なら木彫りや金の像で作り、生きているそれは流してしまえ」

「古い無用の文化は滅びる去るがよい」といった具合。

 

 

 

 

現在は過去の答え合わせであり、

非人とされる行為者の真意は現在の常識になっているとすると、

未来のタイムラインへ何を描き、想像するべきなのか。

 

 

 

 

ジェームス・ディーンが、それまでは下着だったTシャツを、

労働者の作業着だったジーンズを、ファッションアイテムにしたように。

 

 

 

 

他人の評価は移ろいやすく曖昧なもの。

今年も今までもそうであったように、

来年もきっとその先も変わらない。

 

 

 

 

最大の筋肉痛は己。

 

 

 

 

来年はもう少しリゾルトを穿こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

kojima

 

 

 

 

 

 

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