Seiji Suzuki
店舗統括マネージャー兼チーフバイヤー。2児のパパながら物欲が止まらない典型的な洋服バカ。
店舗統括マネージャー兼チーフバイヤー。2児のパパながら物欲が止まらない典型的な洋服バカ。
「屈強な?ハイゲージニット」
ハイゲージのニットのイメージは細く繊細な糸を編んだ柔らかくてフワッとした肌触りの良い薄手のニットですよね。
アンデルセンアンデルセンのハイゲージは薄いんですがドライタッチでガサッとした頑丈そうな手触り。
強撚糸でぎっちり編んでいるので耐摩耗性に富んでいて毛玉にもなりにくい。
長年愛用する事が可能な最高にサステナブルなハイゲージニット。
アンデルセンアンデルセンはローゲージ(ヘビーゲージ)のイメージしかないと思いますがハイゲージも凄いんです。
従来のハイゲージニットの概念を覆してくれる逸品です。
着用スタッフ スズキ
□ニット【ANDERSEN ANDERSEN】MARINE CREW NECK 12GG – LYSEROD 近日アップ予定
□パンツ【Levi’s】501 私物
□シューズ【ALDEN】986 CORDOVAN PENNY LOAFER
こんにちはこんばんは。鈴木です。
本日は個人的にどっぷりとハマッているウールパンツのご紹介。
昨年も展開していましたが手が回らず買いそびれていたので今年は迷わずゲットしました!
これ、他のウールパンツにはない特徴があるんですよっ。
まずは見て頂くのが一番だと思いますのでこちらっ。
WOOL MELTON TAPERED PANTS – MEDIUM GREY 26,400円(税込)
写真では伝わりづらいと思いますが、このウールパンツ「ゴクアツ(極厚)」なんです。
一般的にイメージするウールパンツでは想像できないレベルで「厚い」。
実は生地が「メルトンウール」。PコートやCPOシャツ、ダッフルコートをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。
目の詰まった厚手のウール。太番手の紡毛糸で織った後に縮絨を行い、ハリと厚みを出した高密度素材。
厚みは約600g/㎡前後。分かりづらいですがオンス換算で18オンス程度。
冬物のスーツに使うウールで約350-400g/㎡位が一般的だと考えるとこのパンツがいかに「ゴクアツ」かが分かっていただけるかと。
そりゃそうですよね。コートなどに使う位の生地ですからね。
そんじょそこらの軟弱なウールパンツと一緒にしてもらったら困ります笑。
質実剛健、無骨というキーワードがピッタリ。他ではなかなかないでしょう。
昨年ご紹介した時に調べたところ、フィルソン位でしたね。これ位の厚い生地のウールのパンツがあったのは。フィルソンは更に上をいく24オンスでしたけど・・・。
市場でウールパンツを探してみると、イタリアのトラウザー専業ブランド系の流通が多いですね。
そうなるとラグジュアリーで柔らかいウールを使う提案が多いんですよね。
このディーシーホワイトのゴクアツウールパンツはその手のウールパンツとは真逆なアプローチ。
一言でいえば、カジュアルにガシガシ穿きやすいウールパンツ。
このアプローチのウールパンツってホントにないんですよっ。
生地が「ゴクアツ」によるメリットとしては、
・目が詰まっていて厚みがある事によって風を通しにくく保温力に優れている。
縮絨する事で生地の目が詰まるので風を通しづらい。コートなどに使われる事が多いのも納得ですね。
・生地にハリがあるのでストンと落ちてシルエットがキレイに出る。
曲線を多用して体にフィットさせるイタリア的なシルエットというよりは直線的なアメリカンタイプのシルエット。そのシルエットがこの生地によって存分に活かされています。このシルエットで生地が柔らかすぎると野暮ったい雰囲気になってしまう可能性が高いですね。
・ウールパンツにしては耐久性も高い。
生地が厚い分、一般的なウールパンツよりは耐久性も高い。生地が厚くてしっかりしているので屈伸による膝部分の伸びも最低限に。臆せずガシガシ穿けて、且つ膝も出にくいのは嬉しいですよね。従来のウールパンツの概念からは考えられないかと。
懸念点が全くない訳ではありません。
がっしりとした厚手のメルトンウール故、肌触りが柔らかいかと言えばそうでもなく。チクチクするんじゃないか?という懸念も。
参考までに私、ウールのチクチクが苦手な方ですがさほど気になりません。
勿論、対策もされています。化繊の裏地が前側のみ膝下まで付いています。
個人差はあると思いますが想像しているよりは大丈夫ではないかという印象。
私には上記以外の特筆すべき懸念点やデメリットは思い付きませんでした。
では実際に穿いてみます。
まずはド直球にアメトラなスタイリング。
アメリカ東海岸の雰囲気を提案するディーシーホワイトらしくド直球にしてみました。
このどっしりとしたパンツの存在感がアメリカントラッドな雰囲気にばっちりハマります。
そのままのイメージを踏襲しつつ「ヘビアイ」なアウターをプラス。
この手のスタイルにシエラのロクヨンのマウンパは鉄板ですね。
間違いないヤツです。
もう一発クラシック目なスタイリング。
スウェットのショールカラーカーディガン。このヘチマ襟がいいんすよっ。
これの上に何か着るならこんな感じですかね。
先日追加生産分が入荷したエンパイアアンドサンズのジャングルファティーグタイプのジャケット。
アメリカンクラシックなメンズスタイルがお好きな方にはこんな感じのスタイリングがオススメ。
ニットを合わせても良いんですよね~。折角なので入荷したての「アンデルセンアンデルセン」で。
昨年展開したのとは別型のハーフジップに、
こちらは初展開のアンデルセンアンデルセンのハイゲージのクルーネック
このハイゲージクルーがメチャいいんすよ。ハーフジップと共に来週のブログで紹介します。
何気にバブアーに手が伸びて・・・。
鉄板です。
個人的にウールパンツはカジュアルなアイテム、特にスウェットやスニーカーと合わせるのが好き。
このフェルコのスウェットタートルはお肌ヨワヨワな私にタートルネックを着る楽しさを再認識させてくれました。
ローテクスニーカーにウールパンツの組み合わせ、昔から好きです。
上にはデニムジャケット(Gジャン)や、
ベストがオススメですっ。
クルーネックスウェットも間違いなし。
BBキャップをプラスした為、スニーカーだとカジュアル過ぎるかなと感じて足元で調整。この辺りはどちらでも。個人の好みのレベルです。
今シーズン別注して好評だったハーフジップスウェットも。
ちなみにこの別注ハーフジップスウェットですが次の春夏で再生産をする事に決まりました。完売してから問い合わせを非常に多く(特にヘザーグレー)頂きまして。生地と仕様をマイナーチェンジして春夏に登場します。サンプルが出来たらご報告しますね。買い逃した方はお楽しみに!
スウェット以外だとこんなナイロンブルゾンもいいですよっ。
ディーシーホワイトのアイビーリーガーズトレーニングトップの新色。この「サックスブルー」最高っす。新色は「オリーブ」もありますっ。後日改めてご紹介します。
こんな感じで王道のアメトラスタイルからカジュアルなスタイル、ニットなどを合わせた少しキレイ目なスタイルにもばっちり。
特にトップスにスウェットを着る事が多い方はこのウールパンツがあると凄くスタイリングの幅が広がると思います。
普段デニムやチノや軍パンを合わせるところをこのウールパンツに変えて頂くだけでかなり印象変わりますからねっ!
このウールパンツのもう一つの特徴。
ノープリーツのベルトループなしで
両サイドのボタンでウェストの調整可能。左右で調整すると2インチ(5センチ)程度調整できますのでべルトループなしでも安心感があります。
このすっきりとしたウェスト周りの仕様が凄くイイっす。
潔く無駄のないディテールは飽きずに長く愛用する上で大切なポイントでもあります。
あえてイマドキなプリーツ仕様にしていないトコも最高っす。
寒くなってきて冬用のパンツをお探しの方も多いと思います。
選ぶ基準は色々とあるんでしょうけど、やっぱり他にはない、持っていない素材感とシルエットが一番のポイント。
恐らくこのアプローチのウールパンツはお持ちではないと思いますし、一般的なウールパンツを敬遠していた方にもオススメできます。
更にはウールパンツはもう食傷気味だった方にも新鮮に感じて頂ける逸品かと。
ラフに穿ける「ゴクアツ」なウールパンツ、是非一度お試しください!
オンラインは下記からどうぞ。
【D.C.WHITE ディーシーホワイト】ラフに穿ける「ゴクアツ」なウールパンツ←クリック or タップ
私はダブルで直しましたが、「シングル」やミシンでステッチを入れる「タタキ」仕上げもいいですよっ。
その辺りは迷ったらご相談下さいませ。
メールやお電話での通販も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。
お気軽にお問合せ下さい。
途中でご案内した通り、来週はデンマークのニットブランド「アンデルセンアンデルセン」を紹介します。ヘビーウェイトのがっしりずっしりなイメージが強いと思うのですが、「ウチはローゲージだけじゃないんだよっ!」とアピールするようなアイテムをご紹介しますのでお楽しみにっ。
鈴木
■Explorer Official Online Store
「無骨なウールパンツ」
昨年も展開していたディーシーホワイトの無骨なウールパンツ。今年も入荷しております。
何せこのウールパンツ、そんじょそこらの軟弱なウールパンツ達とは一線を画したハードなヤツ。
通常パンツには使わない厚手のメルトンウール。風も通しにくく、膝も出にくく、気も使わない。
凄くラギッドなウールパンツなんです。フィルソンでありそうな雰囲気と言えばイメージが伝わりやすいでしょうか。
私、絶賛このウールパンツにハマッておりまして・・・。
しばらくは登場回数がかなり多くなると予想しております。
お見知りおきを。
着用スタッフ スズキ
□ニット【ANDERSEN ANDERSEN】SEAMAN HALF ZIP 7GG HUNTING GREEN 近日アップ予定
□タートルネック【FELCO】L/S TURTLE NECK POCKET T 7oz 18 SINGLE JERSEY – WHITE
□パンツ【D.C.WHITE】WOOL MELTON TAPERED PANTS – MEDIUM GREY
□シューズ【ALDEN】981 CALF PENNY LOAFER
【FELCO】L/S TURTLE NECK POCKET T 7oz 18 SINGLE JERSEY – WHITE
【D.C.WHITE】WOOL MELTON TAPERED PANTS – MEDIUM GREY
こんにちはこんばんは。鈴木です。
本日はバラクータの「コート」をご紹介いたします。
えっ、バラクータでコート?と思われる方も多いかもしれませんが・・・。
何故、コートなのかは後程。
バラクータと言えばハリントンジャケット(スウィングトップ)の代名詞「G9」が有名なブランド。
ショート丈で裾と袖口にニットリブ、ドッグイヤーカラーにアンブレラヨーク、フレイザータータンチェックというバラクータならではの意匠を持つ代表的なモデルが「G9」。
本日ご紹介する「G12」はブランドの意匠を踏襲したディテールとクラシックな雰囲気(ある意味で凄く今っぽい)のコート。
ご存じない方の為に念のためブランド紹介。
イギリス発ハリントンジャケット(スイングトップ)の元祖「BARACUTA(バラクータ)」。半世紀以上に渡り愛され続ける老舗ながらも伝統的なデザインを崩さず今の時代にあったマイナーチェンジをするなど柔軟な姿勢も。ゴルフ用のブルゾンとして誕生した「G-9」ジャケットが有名で全てのスウィングトップの元祖と言われています。アンブレラカット、ドッグイヤーカラー、裏地のタータンチェックというデザインはバラクータから始まったと言っても過言ではありません。それぐらいの1つのスタイルを作ったブランドとして愛されています。
やっぱりブランドのイメージは「G9」ですよね??
「G9」といえば「スティーブマックイーン」と「高倉健」。
両氏が着用しているのは有名すぎますよね。
裏番長的な存在で「G4(G9のニットリブを排除したモデル)」や「G10(腰下丈のコート)」なんかも有名。
ブランドの歴史と共にその他にも様々な型が存在する訳ですが本日はその中でも「原点に立ち返った」クラシックモダンな雰囲気のコート「G12」をご紹介。
それでは早速。
G12 BARACUTA CLOTH – TAN 99,000円(税込)
【裏地】
バラクータの象徴「フレイザータータンチェック」。第二次世界大戦で活躍した英雄サイモン・クリストファー・ジョセフ・フレイザー准将の一族が用いる柄。タータンチェックの多くは「家柄」や「土地柄」を表すものであり、このタータンチェックに関しては日本で言えば「家紋」みたいなものですね。
【フラップポケット】
こちらはブランドを代表するモデル「G9」意匠でもあるポケットのフラップデザインを踏襲。コートにこの手のフラップが付いているものは多くはありません。
【アンブレラヨーク】
本来はこのヨークを蔦って雨が滴り落ちるようにする為の仕様。こちらも「G9」の代表的な意匠。傘のようなデザインからアンブレラヨークと呼ばれます。前述のフラップポケットと相まってバラクータである事を主張するようなデザイン仕様。
これらの【裏地】、【フラップポケット】、【アンブレラヨーク】だけで誰が見てもバラクータって感じですよねっ。
それ以外にも、
【イギリス製】
【内ポケット】
【背面のベント】
細部まで丁寧な作り。
着てみます。
ツイードジャケットにタイドアップ。私、大好きなヤツです。
上記のようなジャケットスタイルにもいいんですが、この手のコートはあえてカジュアルなモノと合わせたい。
今月号の雑誌「2nd」でも紹介(私も微力ながら協力させて頂きました)されているイーストハーバーサープラスのベストに爆売れ中のディーシーホワイトのファティーグパンツ。
タートルネックスウェットとジャングルファティーグジャケットの私的お気に入りな組み合わせにも。パンツは前述のディーシーホワイトのパンツの色違い。便利過ぎてついつい穿いてしまいます。
アンデルセンアンデルセンのニットとウールパンツをスニーカーで崩したスタイリングで。先日ゲットしたディーシーホワイトのメルトンウールパンツ、今年は大活躍する予感しかしません。
スウェットに色落ちデニム、スニーカーのカジュアルスタイルにも。最もラフな組み合わせなんですが私はこれが一番好き。
このコート一枚足すだけで大人のカジュアルスタイルに格上げしてくれます。
細かい事は気にせずザックリ、テキトーに羽織るぐらいがカッコいい。
この手のコートは着込んでクタッとしている位が一番カッコイイですからね。
172センチ60キロでサイズは「38」を着用。
中にもしっかりと着込めるゆとりのある作り。これなら春秋だけでなく冬でも安心。
インナーでしっかりと防寒すれば冬でも問題なし。
現代は優れた防寒インナーが豊富ですからね~。
ヘビーアウター1枚で完結よりも重ね着を楽しむ事ができて楽しめます。
冒頭でお伝えした「何故、バラクターでコートなのか」、そして「原点に立ち返った」という記載について。
意外とご存じない方も多いのですが「バラクータ」は昔はコートをメインに生産していたブランド。
創業したイギリスのマンチェスター近郊は雨の多い土地柄からレインコートを多く生産。
そんなブランドが作った英国クラシックな雰囲気でゆとりのあるコート。
凄くクラシックとも言えますが、ある意味では凄く今っぽいという見方もできるシルエット。
どっちだよって突っ込みたくなりますが、これぞ「クラシックモダン」な一着。
変わらずの「英国製」であるという点もポイント高すぎます。
それで考えるとこのプライスが安いとすら感じてしまう昨今。
このネームバリューで英国製ですからね。。。
今の相場感で言えば15-20万弱ぐらいではないでしょうか?
オンラインは下記からご覧ください。
英国の名門【BARACUTA バラクータ】が原点に立ち返ったクラシックモダンなコート「G12」←タップ or クリック
メールやお電話での通販も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。
お気軽にお問合せ下さい。
鈴木
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「G12」
ハリントンジャケット(スウィングトップ)が有名な「BARACUTA バラクータ」。
ショート丈のブルゾンタイプ「G9」が代名詞なんですがコートも凄くカッコイイ。
このブランド、昔はコートをメインに生産していたってご存じですか?
そんなブランドのクラシックモダンなコート「G12」がメチャクチャかっこいい。
ブランドのネームバリュー、加えて「イギリス製」と考えるとプライスも魅力です。
着用スタッフ スズキ
□ベスト【EAST HARBOUR SURPLUS】OLIVER REVERSIBLE PADDING VEST – SOLID
□タートルネック【FELCO】12oz TERRY TURTLE INVERSE WEAVE V GUSSET – TWISTED GREY
□パンツ【D.C.WHITE】SEEP FATIGUE PANT REGULAR FIT – OLIVE
□シューズ【ALDEN】981 CALF PENNY LOAFER
【EAST HARBOUR SURPLUS】OLIVER REVERSIBLE PADDING VEST – SOLID
【FELCO】12oz TERRY TURTLE INVERSE WEAVE V GUSSET – TWISTED GREY
【D.C.WHITE】SEEP FATIGUE PANT REGULAR FIT – OLIVE
こんにちはこんばんは。鈴木です。
先週の「スペイ」に続き本日もバブアーのご紹介。
というのも定番中の定番「ビューフォート」が今年で「40周年」なんですって。
私の個人的な感想としてはまだ誕生から「40年」なんだなって。
もっと昔からあったのかと勝手に思っていました。ブランドの歴史は130年弱ですからね。
定番とは言っても意外と最近のモデルなんだなって印象です。
皆様は如何ですか?
「40年」を長く感じるか否かは個人差があるとは思いますが・・・。
それではビューフォートの「40周年記念モデル」に加えて「派生モデル」も併せてご紹介できればと。
バブアーは毎年紹介しておりますのでブランドの背景や生地の蘊蓄等は割愛させて頂きます。
これだけ世の中に浸透していれば既にご存じの方の方が多いでしょうし・・・。
BARBOUR – バブアー ←クリック or タップでブランドの商品一覧へ
英国上流階級のアウトドア・ライフスタイルを体現するブランドであるバブアーは、 1894年、ジョン・バブアーによりイングランド北東部のサウスシールズで創業。 イギリスの伝統的なアウトドアブランドでオイルドコットンのジャケットが広く知られています。 ナイロンのキルティングジャケットからハンティング用のジャケットまで幅広く展開。 古くから受け継がれる伝統あるアウトドアウェアを作り続ける老舗のブランド。 現在ではアウトドアユースだけでなく、ファッションとして自分のスタイルにこだわりのある 人々に絶大な人気を誇っています。
まずは40周年記念のビューフォート。
40TH ANNIVERSARY BEAUFORT JACKET – SAGE 64,900円(税込)
一般的にはボディーカラーの「セージ」に対して襟のコーデュロイは「ブラウン」なんですがこちらは襟が「オリーブ」。そしてピンバッジが「Beaufort」。これ、普通は「Barbour」です。周年モデルの特徴的なディテール。
加えてトップのスナップボタンの中央の刻印が「40」。円を描くように「BEAUFORT」の刻印も。他のモデルの40周年時に使いまわす予定は全くなさそうです(笑)。スナップのカラーも定番のビューフォートは生地の色と同色に近い色なのですがこちらは「ブラス色」。このスナップボタンの色だけでもかなり印象が違ってきます。
ライニング(裏地)はフランネル生地でチェックのパターンも違います。40周年のレーベルが大きく縫い付けられています。
定番のビューフォートとは要所要所で少しだけディテールが違うんですが見た目の印象はかなり違います。
それでは着てみます。
ツイードジャケットにタイドアップ。バブアー着る時は必ずやってしまうスタイリング。
スウェットタートルに古着のジャングルファティーグ。ジャングルファティーグは「アウター」ではなくシャツ感覚で着るとかなり便利に使いまわせます。
スウェットのプルオーバーパーカー。カジュアル目なスタイリングには便利ですよね。冬は洗濯時にフード部分が乾きづらいのが難点でしょうか・・・。
172センチ60キロで全てサイズ「38」を着ています。
基本的なサイズスペックは定番のビューフォートと同じ。
襟の色の違いやスナップの違いだけでも全然違った印象に感じました。
次がビューフォートの派生モデル「フーデッドビューフォート」。
HOODED BEAUFORT WAX JACKET – GREY 74,800円(税込)
実はこれ、化繊の中綿入り。バブアーのワックスドコットンの弱点と言ってもいい保温力も完璧。そして色も珍しい「グレー」。セージ、ブラック、ネイビー、ラスト(ブラウン)、バーク(ライトブラウン)位は認識していましたが「グレー」ってあまり見たことないですよね?しかも凄くイイ色!
内ポケットがチェック柄。そこに「FIBRE DOWN ファイバーダウン」の記載。天然のダウンと同等の保温性という画期的な素材との事。重さもダウンよりも軽いという事なのでかなり優れた化繊素材という事が分かります。
着てみます。
ツイードジャケットにタイドアップ。
紺ブレにタイドアップ。
フェアアイル柄のニット。
ウールのカバーオール。
172センチ60キロで全て「S」を着用。40周年記念のビューフォートとはサイズ表記が違います。着た時のサイズ感は40周年記念の「38」がフーデッドの「S」位の感覚です。
40周年記念のビューフォートと似たようなテイストのインナー、パンツで合わせてみましたがフーデッドビューフォートの方が少しカジュアル感があるように感じました。一体型フード仕様のデザインによるものだと思います。
そして短い時間試着しただけでも保温力の違いは如実でした。真冬対応の防寒性の高いバブアーって凄く有難い。
この派生型のフーデッドビューフォート、かなり完成度高いですね。昔からあったといっても過言ではない位。着丈少し長めのマウンパみたいな。様々なアレンジにも耐えうるビューフォートの基本デザインの完成度の高さも実感できます。やはり元来ギアとして開発(ビューフォートは狩猟用に開発されたモデル)されているモノは無駄な装飾がなく実用面が重視されるが故の機能美が素晴らしい。
ちなみにこのフーデッドビューフォートは国内での展開はほとんどなさそうです。珍しい?かも。
本日ご紹介の「定番ベースの40周年記念ビューフォート」と「フード一体型の派生型ビューフォート」。
どちらもスタイリングの幅も広く汎用性がかなり高いという印象でした。
襟の色やスナップボタンの変更だけでも定番のビューフォートとは全然違った印象を演出できたり、フード一体型にする事で全く違ったアイテムにも見えてしまう事も考えると「ビューフォート」の可能性は無限大ですね!
どちらの型もメリット、デメリットがございますのでご自身のライフスタイルやお好みでお選びいただければと。
勿論、先週ご紹介した「スペイ」もオススメですよっ!
オンラインは下記からどうぞ。
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お気軽にお問合せ下さい。
鈴木
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「ショートなビデイル」
バブアーの「ショートビデイル」は日本国内での取り扱いが殆どない?海外流通メインのモデル。
多種多様なモデルが存在するバブアーでは特に珍しい事象ではございません。
先週紹介したスペイは日本のみ。本日のショートビデイルは海外流通メイン。
「バブアー」は様々なモデルが存在していて選ぶのも楽しい。
人と被るのが嫌な方にオススメなのがこの「ショートビデイル」。
着用スタッフ スズキ
□ジャケット【BARBOUR】SHORT BEDALE FERN
□ダウンベスト【CRESCENT DOWN WORKS】NORTH BY NORTHWEST VEST SF_SF – BONE_BONE
□ラグビーシャツ【BARBARIAN】L/S HEAVY WEIGHT RUGBY SHIRT – D.OCEAN KELLY YELLOW WHITE
□パンツ【D.C.WHITE】SEEP FATIGUE PANT REGULAR FIT – OLIVE
□シューズ【ALDEN】981 CALF PENNY LOAFER
【CRESCENT DOWN WORKS】NORTH BY NORTHWEST VEST SF_SF – BONE_BONE
【BARBARIAN】L/S HEAVY WEIGHT RUGBY SHIRT – D.OCEAN KELLY YELLOW WHITE
【D.C.WHITE】SEEP FATIGUE PANT REGULAR FIT – OLIVE
こんにちはこんばんは。鈴木です。
11月11日の11時11分に公開しました。特に意味はありません。
今週は「BARBOUR – バブアー」の数あるモデルの中でも「SPEY スペイ」をご紹介したいと思います。
私、個人的にこのモデルが凄く好きでして・・・。
その割に過去ブログでは複数モデルを紹介する中の1つというご紹介でした。
意外にもスペイ単体でご紹介した事がなく・・・。
本日は潔く「スペイ」だけに特化したご紹介。
どうやってご紹介すれば皆様に「スペイ」の良さが伝わるのか、試行錯誤を繰り返す中で自分自身が「スペイ」の多様性に改めて気付くという学びがありました。
現在進行形でスペイを検討されている方、そして既にお持ちの方にも改めて「スペイ」の魅力をご紹介できればと。
バブアーは毎年紹介しておりますのでブランドの背景や生地の蘊蓄等は割愛させて頂きます。
これだけ世の中に浸透していれば既にご存じの方の方が多いでしょうし・・・。
BARBOUR – バブアー ←クリック or タップでブランドの商品一覧へ
英国上流階級のアウトドア・ライフスタイルを体現するブランドであるバブアーは、 1894年、ジョン・バブアーによりイングランド北東部のサウスシールズで創業。 イギリスの伝統的なアウトドアブランドでオイルドコットンのジャケットが広く知られています。 ナイロンのキルティングジャケットからハンティング用のジャケットまで幅広く展開。 古くから受け継がれる伝統あるアウトドアウェアを作り続ける老舗のブランド。 現在ではアウトドアユースだけでなく、ファッションとして自分のスタイルにこだわりのある 人々に絶大な人気を誇っています。
見て頂くのが一番早いので早速。
まずは意外とオーダーした事なかった「ブラック」。
SPEY – BLACK 60,500円(税込)
で、こちらが定番中の定番「セージ(オリーブ)」
172センチ60キロで両色ともに「M」サイズを着用。
ご覧の通りスペイは着丈が短めでブルゾン感覚で気軽に羽織れるタイプ。
インナーにもソコソコ着れる余裕はあります。
バブアーは単体での保温性は期待できないので真冬対応まで考えるならこれ位のゆとりがある方が無難。
スペイの基本的な仕様はこんな感じ。
-ラクランスリーブ
-フラップポケット(サイドからはアクセス不可)
-スナップ付きストームフラップ&ジップフロント
-袖口は内側でスナップで止める仕様(ビューフォートのような仕様)
着丈が短めでライトなブルゾン感覚で着れるのが特徴なのですが、その短めの着丈が気になるという方が多いのも事実。
「合わせづらいのでは?」「どうやって着ればいいの?」という疑問を持つ方の為にも色々なバリエーションで着てみました。
まずは中に着るものの「着丈」を意識してスペイの裾から出ないよう(出ても微量)に合わせるパターン。
【フーデッドスウェットをパンツにイン】
【ハーフジップスウェットをパンツにイン】
【シャツとベスト】
【シャツとカーディガン】
【スウェットとダウンベスト】
スペイと同等、もしくは少し長い位の着丈のモノをインナーに着る。もしくはインナーに着たモノをパンツにインするのが一番簡単。パンツインが苦手な方は間に「ベスト」や「カーディガン」を挟むとやり易い。ベストやカーディガンを着ればウェスト周りが見えづらいのでパンツインが苦手な方も抵抗は少ないのではないかと。
次があえて着丈が長いものの上にスペイを着るパターン。スペイの裾から除くインナーの着丈の差異を楽しむのがポイント。
【ウールのカバーオール】
【ツイードジャケット】
【フーデッドスウェットとネルシャツ】
【ウールのカバーオール】
【紺ブレ】
【古着のミリタリージャケット】
これができると「ジャケパン」や「スーツ」の上にも着れますし、カバーオールやミドルレングスの軽アウターの上からコート感覚でスペイを着て楽しむ事が出来ます。この着方を楽しめるようになると途端にスペイを着る事が楽しくなります。可能性無限大!今日は中に何着てやろうかな~って考える朝の時間が凄く楽しくなります。
私が考える「スペイ」は”バランスの妙を楽しむ多様性のショート丈”という認識。
凄く魅力的なアイテムなんですよっ!
ちなみに体型的にスペイのバランス(特に着丈の短さ)が気になる方も上記のようにインナーにミドルレングスのモノを着る事でその違和感を払拭できる場合もございます。お試しあれ。
ここからは私が個人的に試してみたいと思っていた事を実践してみました。
自分自身、新たな発見があった着方。
こちらっ!
スペイの中に同ブランドの「ライナー用ベスト」を重ねる!
思っていた以上にイイ感じ。
どんなベストかと言いますと・・・。
↓こちらです。
WARM PILE WAISTCOAT ZIP-IN LINER – BROWN 23,100円(税込)
本来の用途はビデイルやビューフォート、ボーダーに着脱可能なインナー用の防寒ベスト。
対応モデル(前述のビデイルなど)には内側にベスト着脱用の専用ジップが付いていてベストを着脱可能な仕様。
ただ、スペイはこのベストを付けられる仕様ではありません。
そりゃそうですよね、ベストの方が着丈長いですし(笑)。
付けれないならただのベストとして中に着てしまえと。
個人的には想像以上に良いなと。というかむしろこうやって着たいって思った位気に入ってます!
スペイの裾から除くフワモフな質感が凄く良い!
防寒性を高めるという意味でも実用的でもあります。
これは是非皆様にも試していただきたいなと。
このベストを中に着るかどうかは別として、固定概念に縛られず自由な感覚でショート丈の「スペイ」を楽しんで頂ければと。
「ブラック」はオンラインストア用の撮影がまだなので掲載に少しお時間いただきます。
「セージ(オリーブ)」は掲載されております。
下記からどうぞ。
【BARBOUR バブアー】バランスの妙を楽しむ。多様性のショート丈「SPEY スペイ」←クリック or タップ
オンラインストア掲載前にブラックを購入希望の方はお気軽にお問合せ下さい。
掲載前商品の購入方法をご案内させていただきます。
勿論、メールやお電話での通販も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。
お気軽にお問合せ下さい。
皆様にスペイの魅力をどうやってお伝えするのが最善か、、、色々と着て試してみた中で私自身新しい発見があり「スペイって面白いな」という再認識ができました。皆様にお伝えする以上に自分自身にも実りあるブログでした。
鈴木
■Explorer Official Online Store
「スペイ」
バブアーの数あるモデルの中でも個人的に好きなのは「スペイ」。
元来はフライフィッシング用の短丈モデルですが街用にアレンジされて着易くなっています。
軽いブルゾン感覚で羽織れるのが良い。
昔のワックスとは違い、ほぼ無臭に近い。加えてオイルのベタ付きも軽減。
歴史あるインポートブランドでこのプライス。
売れない理由がありません。
今年もバブアーの勢いは止まらないでしょうね~。
気づけばブラックをオーダーするのは初めてでした。
今年はオリーブ(セージ)とブラックの2色展開。
毎年完売してからの問い合わせも多いので気になる方はお早めに。
実はこのモデル、インターナショナルのラインには存在しません。日本のみ?
その為、海外のお客様からの問い合わせも多いモデル。
着用スタッフ スズキ
□ジャケット【BARBOUR】SPEY BLACK 近日アップ予定
□スウェット【FELCO】12oz TERRY HALF ZIP COLLAR SWEAT – LIGHT OLIVE
□パンツ【D.C.WHITE】DEADSTOCK WESTPOINT CHINO WIDE PANT – BEIGE
□シューズ【ALDEN】981 CALF PENNY LOAFER
【FELCO】12oz TERRY HALF ZIP COLLAR SWEAT – LIGHT OLIVE
【D.C.WHITE】DEADSTOCK WESTPOINT CHINO WIDE PANT – BEIGE
こんにちはこんばんは。鈴木です。
本日ご紹介するのはイタリアのワークウェアブランド「マッサワ」。
何が良いって、見た目がカッコイイのにプライスが優しめ。
プライスに関して言えばむしろ「おかしい」レベル。
この面(ツラ)でイタリア製でこのプライス??が私の第一印象でした。
何よりも見て頂くのが一番なので早速。
WOOL COVERALL – BEIGE 18,700円(税込)
POLYESTER WOOL COVERALL – NAVY 18,700円(税込)
POLYESTER WOOL COVERALL – BROWN 18,700円(税込)
172センチ60キロでサイズは全て「Sサイズ」を着用
形は至ってシンプルで普通。3パッチポケットのカバーオールタイプ。
「マッサワ」はイタリアの家族経営の小さなファクトリーブランド。
特別難しい事もしていませんし、縫製もロックミシンを多用した簡素な作り。
何が良いかって、このジャケットのポイントはやはり「生地」。
今回選んだ3種類は特に生地の雰囲気が抜群!
完全に生地感と試着した時の感覚でオーダーを決めた感じ。
勿論、イタリアのワークウェアブランドでイタリア製というのも大きな要因ですけども。
俗にいうビビッと来たってヤツです。
この手のウールの羽織りモノって無難なダークトーンを選んでしまいがち。
その点、これなら明るめの色や変わった素材感を試しやすい。
特にキャメルカラーが個人的にはオススメ!
メンズでこの手のキャメルカラーって意外と珍しいですしね。
実はこのカバーオール、合わせるモノや色合わせで様々な雰囲気、スタイリングを楽しめそうな予感。
形、デザインは一般的な欧米のワークウェアのカバーオール。
ただ、生地は一般的なワークウェアに使われるようなデニムやツイル、キャンバスなどとは違います。
ウール、もしくはウール混。見た目の雰囲気が全く異なるのでワーク感控えめ。
そのため、スタイリングの幅はかなり広いですね。
インナーに合わせるものも選ばないですし、色合わせもし易い。インナーに発色のいい色のニットを着るのもオススメ!
大人向けカバーオールといったところでしょうか。
手の込んだパターン(型紙)、キレイな縫製、高級な生地を使えば必ずしもカッコイイ訳ではないところが洋服の面白いところ。
簡素な縫製や生地でもカッコイイ洋服は世の中に沢山あります。
その辺が工業製品などとは違っていて洋服の魅力の一つでもありますね。
シンプルに感覚で洋服を楽しむのであればこんなアイテムも面白いですよっ!
オンラインは下記からご覧いただけます。
【MASSAUA マッサワ】驚愕コスパ!イタリア製ワークウェアブランドのカバーオール←クリック or タップ
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値段の事ばかりを言うのは「粋」ではないと思うのですがこの見た目でこの値段で出されると正直困りますね・・・。他が高く感じてしまいそうで。一つ言えるのはコレが特殊なだけですっ。
鈴木
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